新宿大腸クリニック院長。1988年、東京大学医学部卒業。92年、東京大学附属病院内科助手。「大腸がん撲滅」を目標に独自の無麻酔・無痛大腸内視鏡検査法を開発。大腸内視鏡40000件以上無事故の大腸内視鏡のマイスター医師。一般社団法人・食と健康協会顧問。著作に『あなたの知らない乳酸菌力』(小学館)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号』(祥伝社)、『腸イキイキ健康法』(主婦と生活社)、『腸をきれいにする特効法101』(主婦と生活社)、『腸いきいき健康ジュース』など多数。大腸がんのインターネット無料相談も実施中。
新宿大腸クリニック
公式HP http://www.daicho-clinic.com
複数のメディアで、「ピロリ菌に感染している人のほうが、感染していない人より大腸がんにかかりにくい」と報じられ、胃がん予防のためのピロリ菌の除菌が、大腸がんのリスクを高めてしまうのではないかという懸念が広がった。 ピロリ菌が発見されたのは1979年のことで、感染すると慢性…続きを読む
乳酸菌というと、「整腸作用」や「アレルギーケア」をうたう商品が人気を集めている。実は腸内環境の善し悪しが、「花粉症」や「アトピー性皮膚炎」などのアレルギー、「大腸がん」「うつ状態」「生活習慣病(高血糖・高血圧・脂質異常症)」など、多くの疾患の発症に大きな影響を与えていること…続きを読む
現代社会と切っても切れない関係にあるストレス。現代を生きる人のほとんどが何らかのストレスを抱えているといっても過言ではない。 ストレスをなくすためには、その原因となるものを減らすことだが、それが仕事や人間関係ともなると、そう簡単に遠ざけることができない。では、いかにして…続きを読む
30歳以上の約8割が罹患しているといわれる「歯周病」。ポピュラーな病気とはいえ、口臭の原因となったり、ひどくなると歯が抜けたり、さらには全身に影響を及ぼすこともある。 乳酸菌は、そんな歯周病を予防したり虫歯を防ぐ効果があることも認められている、オーラルケアにも強い味方だ…続きを読む
平成25年の厚生労働省の調査によると、日本の成人で糖尿病が強く疑われる人は約850万人。糖尿病の可能性が否定できない人は約680万人いると推定されている。 糖尿病を悪化させると、失明したり、腎臓や心臓、脳血管に障害が及ぶなど、様々な合併症を引きおこす。しかし、病気が進行…続きを読む
肥満は万病のもと。動脈硬化や脳血管疾患、心臓疾患、さらには糖尿病などいわゆるすべての生活習慣病につながる。見た目の問題だけではなく、ダイエットは健康にもおおいに関係する。常日頃から痩(や)せたいと思っている人は少なくないだろう。 乳酸菌はダイエットにも強い味方になってく…続きを読む
2016.08.11
脳卒中と心疾患は言わずと知れた現代病――。日本人の死因の第1位はがんだが、それに続いて3人に1人が脳卒中や心疾患で命を落としていると言われている。この脳卒中と心疾患のリスクファクターとして、高血圧や糖尿病と並んで挙げられるのが、脂質異常症、つまり高コレステロールだ。動脈…続きを読む
脳卒中や心疾患など命に関わる病気につながる高血圧。決して放置しておいてはいけないが、自覚症状がないため気がつかないでいると徐々に血管はむしばまれていく。 乳酸菌にはそんな高血圧を予防する効果も期待できる。高血圧は「サイレントキラー」 高血圧は日頃の生活習慣によっ…続きを読む
2016.07.12
大腸内視鏡の検査前の説明で、「前日の夜から何も食べないできてくださいね」といわれたことはないだろうか? しかし、新たな研究で検査前に胃を空にするつらい準備は必要でない可能性が出てきた。 アメリカでは通常、内視鏡検査の前日には固形食を控えて清澄流動食を摂取し、下剤を飲む必…続きを読む
乳酸菌の効果で最も知られていると言えば便秘の解消。これはなによりも肌荒れを防ぐのには欠かせない。 そのほか、皮膚に適度な潤いを保つなど、乳酸菌やビフィズス菌はきれいな肌づくりにおおいに効果を発揮してくれる。美肌づくりの大敵、便秘を解消 便秘になると肌が荒れてくる…続きを読む
年々増え続けるアレルギー有病率――。日本人の2人に1人はなんらかのアレルギー症状に悩まされているというデータもある。なかでもアトピー性皮膚炎は、はっきりした原因が特定されておらず、なおかつ確実な治療法が見つかっていない。 しかし、乳酸菌をとり続けることでそんなアトピー性…続きを読む
アレルギー疾患の中で最も身近なものといえば、スギ花粉をはじめとした季節性アレルギー性鼻炎、いわゆる「花粉症」だろう。毎年、このシーズンになると、天気予報で天気や気温とともに「花粉情報」まで流されるのだから、いかに花粉症に悩まされている人が多いのかがわかるというものだ。 …続きを読む
「便秘解消にはヨーグルトを食べればいい」というのはよく聞く言葉だ。では、どうしてヨーグルトは便秘に効果があるのだろうか? 我々の腸の中には100兆個もの腸内細菌が棲みついている。この腸内細菌の環境が人間の排便には欠かせない。通常、その腸内細菌の1割は善玉菌とよばれる健康…続きを読む
これまでは、乳酸菌についての基礎的な話だったが、では実際、乳酸菌にはどんな効果があるのか、これからはもう少し具体的に紹介していこう。 我々の体は病原菌やウイルスなど様々な外敵、あるいは、がんなどの病気から身を守るために免疫という仕組みを持っている。その免疫システムの多く…続きを読む
NK(ナチュラルキラー)細胞, インフルエンザ, マクロファージ
2016.02.25
腸内フローラのバランスを整えて人に有益な効果をもたらす生きた微生物プロバイオティクス。その代表が乳酸菌だ。その乳酸菌を体にとりいれてうまく健康に生かすためにはどんな点に注意したらいいのか?乳酸菌を手軽にとれるヨーグルト 日常生活でプロバイオティクスとしての役割を果た…続きを読む
乳酸菌と一緒にオリゴ糖や食物繊維も(shutterstock.com) あなたは「プロバイオティクス」という言葉をご存知だろうか。 これからの時代は、病気にかかってから薬を飲んで治すよりも、いかに病気を予防するかが大切だ、と言われている。そんな考え方から期待されているの…続きを読む
私たちのカラダに有益な作用を及ぼしてくれる乳酸菌。そもそも乳酸菌とはどんなものなのか? ヨーグルトをはじめとした乳製品に入っているというイメージがあるが、実は我々の体内やさまざまな自然環境の中に存在している。 乳酸菌とは、その名の通り微生物に属する細菌の一種である。…続きを読む
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前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』
毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。
あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…
(医)スターセルアライアンス スタークリニック …
ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…