連載「乳酸菌で腸内環境を改善、がんも予防!」第14回

腸内をキレイにして素肌美人に! 便秘による肌荒れは皮膚から排出された“腸の腐敗物”?

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2616-2.jpg

皮膚も排出器官のひとつ(shutterstock.com)

 乳酸菌の効果で最も知られていると言えば便秘の解消。これはなによりも肌荒れを防ぐのには欠かせない。

 そのほか、皮膚に適度な潤いを保つなど、乳酸菌やビフィズス菌はきれいな肌づくりにおおいに効果を発揮してくれる。

美肌づくりの大敵、便秘を解消

 便秘になると肌が荒れてくるのを実感として感じている人は多いのではないだろうか。あまり知られていないが、皮膚も排出器官のひとつなのだ。

 便秘などによって腸内の環境が悪化し、腸内で悪玉菌が活発に働くようになると、腸内ではインドールやスカトール、アンモニア、アミンなどの腐敗物や有毒ガスが発生する。これらの腐敗物や有毒ガスは、腸の粘膜の毛細血管を通して、やがて全身に達する。これらが皮脂や汗にまぎれて排出され、吹き出物の原因となる。

 また、もともと肌は、たまっている汚れを排出し、きれいにする自浄作用がある。しかし、腐敗物や有害物質の排出が増えると、普段どおりの自浄作用の能力が落ち、これもまた肌のトラブルを起こす原因になる。

 乳酸菌やビフィズス菌の大きな効果のひとつには、腸内環境を整え、便秘を解消することがあげられる。腸内の善玉菌が増えることで、腸の蠕動運動が刺激され、便秘解消につながるのだ。乳酸菌やビフィズス菌が腸内環境を整える効果があることは、これまで数々の実験が行われ、実証されてきた。

 たとえば、その実験の方法として、一般的に腸内環境の悪化を示す指標、血液中のフェノール類という腸内細菌がつくりだす有毒物質を調べる方法がある。

 実験のため健康な女性を2つのグループに分け、1つのグループにビフィズス菌入りの発酵乳を、もう一方のグループには疑似飲料を1日100ml、4週間飲用させ、血液中のフェノール類を調べたところ、ビフィズス菌発酵乳飲用グループはフェノール濃度が有意に低下しているのがわかった。

HIVも予防できる 知っておくべき性感染症の検査と治療&予防法
世界的に増加する性感染症の実態 後編 あおぞらクリニック新橋院内田千秋院長

前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』

毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…

内田千秋

(医)スターセルアライアンス スタークリニック …

竹島昌栄

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…

後藤典子