フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べました』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。
人工香料による健康被害を訴える人が急増しています。その原因物質は、年々種類と使用量が増え続ける合成ムスク類です。 合成ムスク類とは、麝香(じゃこう)に似た香りを持つ人工香料の総称で、柔軟剤や芳香剤、ローション、脱臭剤、香水、化粧品などの身体手入れ用品や洗剤のような家庭用…続きを読む
ウナギ、サンマ、サケ、スルメイカ……。魚介類の価格高騰が止まりません。なかでもイクラの価格高騰が半端ではありません。 2018年6月の東京都中央卸売市場(築地市場)におけるイクラの平均卸価格は、1キロ当たり6839円。前月からまた8%ほど上昇し、前年6月と比較すると19…続きを読む
40度を超える殺人的な酷暑が日本列島を襲っています。熱中症には十分な注意が必要ですが、同じように日焼け止めクリームの使用にも注意を払ってください。 まず、日焼け止めクリームを使用する際の重要な点は、化粧品と同じ感覚で1日中、塗り付けていると、思わぬ健康被害に遭う恐れがあ…続きを読む
子どもには絶対に使ってはいけない生活用品, 日焼け止め, 郡司和夫
2018.08.08
牛肉価格が高騰している。吉野家も牛丼の価格を値上げした。牛肉価格高騰の最大の原因は、中国での異常なまでの火鍋人気。中国が米国、豪州産の牛肉を爆買いしているからだ。 輸入牛肉高騰に四苦八苦しているのが、空前の焼き肉ブームにある日本の外食業者だ。米国産牛肉、豪州産牛肉に代わ…続きを読む
TPP, 加工肉, 子どもには絶対に使ってはいけない生活用品
2018.07.27
まだまだカビが気になる季節。 カビは、環境中の「水分」と一定量の「栄養」があれば成長し、1円硬貨ほどの面積中にカビの胞子が約1000億個以上も存在しています。それを放置しておけば、胞子は周囲に飛散し、瞬く間にカビは拡大します。 カビの胞子や菌糸は鼻粘膜や気管支などに…続きを読む
昨年(2017年)12月、欧州議会は、ドネルケバブ用(欧州で人気のファストフード。通称「ケバブ」)冷凍肉への「リン酸塩の使用を認める」という採決をしました。 かねてから、EU加盟国の環境擁護派は、「リン酸塩は心臓疾患の発症リスクを高めたり骨に打撃を与える可能性がある」と…続きを読む
リン酸塩, 子どもには絶対に使ってはいけない生活用品, 添加物
2018.06.10
2018年3月6日、ベビーフード大手の和光堂(アサヒグループ食品)は、乳児用ミルク「レーベンスミルク はいはい スティックパック」「フォローアップミルク ぐんぐん スティックパック」の一部商品を自主回収すると告示しました。 自主回収の原因は「酸化防止で行うスティック内へ…続きを読む
2018.03.20
つい最近、米国人と結婚し米国へ移住した友人の娘さんと10数年ぶりに会いました。その娘さん曰く――。 「久しぶりに日本に帰ってびっくりしたのは、どこに行っても芳香剤のニオイが強烈にするんです。米国以上ですよ。私が今、住んでいるのはデトロイト市ですが、8年前に市役所の職員に…続きを読む
子供の頃、毎年、12月26日になると、隣の家のおばさんが、不二家の大きなデコレーションケーキを持ってきてくれた。どうしてクリスマスが終わってからなのか不思議に思って、おばさんに聞くと――。 「義兄が不二家の株主で、売れ残ったケーキをたくさん持ってくるのよ。半年前から、ク…続きを読む
クリスマスケーキ, トランス脂肪酸, 子どもには絶対に使ってはいけない生活用品
2017.12.01
2017年プロ野球ドラフト会議が終了。7球団競合の末、日本ハムが交渉権を引き当てた早実の清宮幸太郎(18)選手を筆頭に、将来のプロ野球界を背負う期待の新人たちが続々と入団してきます。 しかし、入る選手がいれば、戦力外とされ出される選手もいます。毎年、この時期になると、プ…続きを読む
「お父さん臭い! スプレーでシュー。爽快!」 テレビを見ると、そんな消臭スプレーのコマーシャルが頻繁に流れています。すっかり世間に浸透した観のある除菌・消臭スプレーですが、本当に安全なものなのでしょうか? シャンプーや合成洗剤などは「家庭用品品質表示法」という法律に…続きを読む
子どもには絶対に使ってはいけない生活用品, 消臭スプレー, 界面活性剤
2017.10.18
EUとの貿易協定で、ワインの関税が5年後に撤廃されることになりました。「ホンモノのワイン」が増えて、「インチキなワイン」が淘汰されていけばいいのでしょうが、「悪貨が良貨を駆逐する」のが、食品業界の常ですので心配になります。 インチキなワインではなく、白ワインから作る果実…続きを読む
ワイン, 子どもには絶対に使ってはいけない生活用品, 郡司和夫
2017.09.02
昨年9月、FDA(米国食品医薬品局)は、殺菌剤(トリクロサン、トリクロカルバンなど19種類)入り抗菌せっけん(日本では「薬用石けん」で販売)の販売を禁止すると発表しました。その後、事態は改善しているのでしょうか? FDAは、販売禁止にする理由を、「消費者は、抗菌成分を含…続きを読む
FDA, トリクロサン, 子どもには絶対に使ってはいけない生活用品
2017.08.24
コンビニ弁当のマヨネーズは全部が「マヨネーズもどき」だ! 正式名称は「半固体状ドレッシング」といい、食用植物油脂(パーム油が主成分)、砂糖類(水あめ、麦芽糖、砂糖)、醸造酢、卵黄、食塩、食物繊維、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物を原材料として製造されていま…続きを読む
コンビニ弁当, マヨネーズ, 子どもには絶対に使ってはいけない生活用品
2017.07.10
味噌は大豆や米、麦などを蒸したものに食塩と麹をまぜて発酵させた調味料です。味噌汁は、味噌を使ったもっともポピュラーな存在で、日本の食卓には欠かせない定番と言ってもいいでしょう。いま、その市場を席捲しているのが「だし入り味噌」です。メーカーによって種類はさまざまですが…続きを読む
アミノ酸, 味噌, 子どもには絶対に使ってはいけない生活用品
2017.06.26
トランプ米大統領の誕生で、TPP(太平洋経済連携協定)は崩壊しましたが、日本の食の安全への脅威はますます強まっています。オバマ前大統領は日本がTPPに参加する条件として、「サイドレター(TPP交渉参加国との間で作成する文書)」の履行を日本に求めてきました。安倍首相がこれに同…続きを読む
TPP, ドナルド・トランプ, 子どもには絶対に使ってはいけない生活用品
2017.05.05
から揚げ、焼き鳥、チキンカツなど鶏肉製品を巡る熱い戦いが、数年来、コンビニ業界で繰り広げられています。とくに今年は干支が酉年ということから、各コンビニチェーンもから揚げなどチキン製品の販売に力を入れており、チキン戦争は例年になくフィーバーしています。 こうした中、コンビ…続きを読む
コンビニ, 子どもには絶対に使ってはいけない生活用品, 抗生物質
2017.04.19
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前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』
毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。
あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…
(医)スターセルアライアンス スタークリニック …
ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…