シリーズ「子どもには絶対に使ってはいけない生活用品」26回

コンビニのから揚げは危険がいっぱい! 中国からの製品輸入はノーチェック!

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コンビニのから揚げには秘密がある(depositphotos.com)

 から揚げ、焼き鳥、チキンカツなど鶏肉製品を巡る熱い戦いが、数年来、コンビニ業界で繰り広げられています。とくに今年は干支が酉年ということから、各コンビニチェーンもから揚げなどチキン製品の販売に力を入れており、チキン戦争は例年になくフィーバーしています。

 こうした中、コンビニ業界を震撼させる事態が起きました。日本に輸入されている鶏肉の80%を占めるブラジル産鶏肉の大規模な偽装が発覚したのです。ブラジルの食肉加工業の21の施設で政府の検査官を買収、不衛生な鶏肉が大量に販売されていました。日本にもこのうち2施設から、2015年に8900トン、2016年に8700トンが輸入されていたことが判明しました。
 
ブラジル産鶏肉偽装の手口は、賞味期限が切れて腐敗臭のする肉を化学薬品で臭いを消し、着色料で着色して、新鮮な鶏肉に見せかけるという悪質なものです。
 
不安なのは、各コンビニチェーンが、から揚げなどのチキン製品にこうした偽装鶏肉を使用しているのかどうかです。

厚労省が鶏肉の原産地の明示をコンビニに指導

 セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート・サークルK・サンクスなど大手コンビニはどこもブラジル産鶏肉を使用しています。しかし、該当する食肉工場から出荷された製品を使用している大手コンビニチェーンはありませんでした。まずは一安心と思いたいのですが、年間約9000トンものブラジル産偽装鶏肉はどこで使われていたのでしょうか。解明されないままです。

それにしても、鶏肉は不安だらけです。
 
 3年前には賞味期限切れ中国産鶏肉使用でテンヤワンヤの大騒動が起きました。賞味期限切れの腐った鶏肉を使った「上海福喜食品」のチキン製品は、2013年7月から翌年2014年7月までに、6,000トンが日本に輸入され、日本マクドナルド、ファミリーマートで販売されていたことが明らかになりました。

 この結果、日本マクドナルドの2014年8月の売上高は、2001年に上場して以来の最大幅となる25.1パーセント減(前年同月比)と落ち込みました。ファミリーマートも該当する商品の販売を中止。レシート持参者への返金対応を行うなど、大きなダメージを受けました。

 厚生労働省は、この事態を受けて、から揚げなどの鶏肉の原産地を消費者に明らかにするようにコンビニ各社に指導しました。また、中国産からブラジル産鶏肉へのシフトも起こりました。

郡司和夫(ぐんじ・かずお)

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べました』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。

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郡司和夫
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テストステロン(男性ホルモン)の存在に着眼し、AGA(男性型脱毛症)治療、男性皮膚治療、男性更年期、前立腺がんのサポート、男性不妊など、男性の外見や内面の健康に関わる様々な治療を独自の視点から行うメンズヘルスクリニック東京(東京・丸ノ内)の小林一広院長。第3回目は「男性妊活・男性力」について。
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