シリーズ「子どもには絶対に使ってはいけない生活用品」29回

コンビニ弁当の「マヨネーズ」は食べてはいけない!原料の「リン酸」と「加工デンプン」が危険

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コンビニ弁当のマヨネーズの正式名称は「半固体状ドレッシング」(depositphotos.com)

 コンビニ弁当のマヨネーズは全部が「マヨネーズもどき」だ!

 正式名称は「半固体状ドレッシング」といい、食用植物油脂(パーム油が主成分)、砂糖類(水あめ、麦芽糖、砂糖)、醸造酢、卵黄、食塩、食物繊維、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物を原材料として製造されています。

 「本物のマヨネーズを使うとコストがかかってしょうがない。代替品はできないか」という、コンビニチェーンなどからの要望で開発されたのが、このマヨネーズもどきです。

 そこで、極力、コストのかかる「生卵」を原料に使わず、安い「パーム油主体のサラダ油」と「添加物マジック」で、限りなくマヨネーズに近づけたのが半固体状ドレッシングです。卵黄は安い中国製の輸入粉末卵黄が使用されています。

調味料(アミノ酸等)の表記は「リン酸塩隠し」

 添加物の中でもいちばんのウエイトを占めるのが、味を付ける「調味料(アミノ酸等)」です。調味料(アミノ酸等)には化学調味料のグルタミン酸ナトリウムが使われていますが、原材料名表示されている調味料(アミノ酸等)には、10品目近くの添加物が使われています。

 食品衛生法で調味料(アミノ酸等)として使用が認められている添加物は、グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウムなどの化学調味料のほか、体内のカルシウムの働きを阻害する「リン酸塩」も調味料(アミノ酸等)に使っていいことになっています。そのため「リン酸塩隠し」としても調味料(アミノ酸等)は利用されています。

 リン酸塩を使うと、増量効果が出るほか、保存性も高まります。しかしリン酸塩の害は、消費者に広く知られており、その使用をできるだけ隠したいというのがコンビニや食品メーカーの本音です。

 ちなみに、化学調味料の王様である「グルタミン酸ナトリウム」は、弘前大学医学部のラットの実験で、市販の化学調味料(うまみ調味料)をたくさん食べたラットほど「緑内障」に罹る率が高まるとの結果が出ています。緑内障は日本では失明原因のトップです。化学調味料との関連が気になるところです。

郡司和夫(ぐんじ・かずお)

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べました』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。

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郡司和夫
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Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

大阪市内のクリニック勤務。1987年 産業医科大…

吉田尚弘

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真