シリーズ「子どもには絶対に使ってはいけない生活用品」37回

カビ取り剤の危険度を徹底検証!人体や環境にどんな悪影響を及ぼすのか?

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「カビ取り剤」の危険度を徹底検証(depositphotos.com)

 まだまだカビが気になる季節。

 カビは、環境中の「水分」と一定量の「栄養」があれば成長し、1円硬貨ほどの面積中にカビの胞子が約1000億個以上も存在しています。それを放置しておけば、胞子は周囲に飛散し、瞬く間にカビは拡大します。

 カビの胞子や菌糸は鼻粘膜や気管支などに定着しやすく、体内に侵入すればアレルゲンになります。アトピーや喘息など、様々な健康被害をもたらす原因になります。

浴室は最後に水のシャワーで冷やせば

 カビ対策の基本は「換気」です。特に天気の良い日の換気は屋内の湿度を下げることになり、最も有効なカビ予防対策となります。

 特にカビが発生しやすい浴室は、使用後も換気扇はしばらく回しておくことです。また、浴室の壁や天井や流しなどに、カビの栄養になる石鹸や、毛、垢(あか)などを残さないようにすることです。

 お湯のシャワーでよく流し、最後に水のシャワーで冷やすと、効果的なカビ予防になります。浴槽の水は常に抜いたほうがカビ予防には効果がありますが、大地震など非常用の水の確保のために、浴槽を洗った後は一杯に水を張っておいたほうが良いと思います。

「カビ取り剤」で健康被害を被っては本末転倒

 言うまでもなく、カビ予防対策の目的は、アレルギーなどの健康被害を防ぐことにあります。そして「カビ取り剤」は、カビ対策には確かに効果があります。しかし、それによって健康被害を被っては本末転倒です。

 カビ取り剤の中には、かなり危険な成分が使われているものがあります。小さな子どもがいる家庭ではそうした製品は「使用しない」「家庭に置かない」ようにしたいものです。

 そこで、特に浴室で使われる複数の防カビ製品の危険度を検証してみました。防カビ製品を選ぶときの参考にしてください(「生活用品の危険度調べました」郡司和夫:著、三才ブックス刊より)。

郡司和夫(ぐんじ・かずお)

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の特集記事を中心に執筆活動を行っている。主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報センター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、『これを食べてはいけない』(三笠書房)、『生活用品の危険度調べました』(三才ブックス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。

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郡司和夫
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