座りすぎで死亡リスクが上昇する「14の病気」が判明! 2分間立つだけでも改善?

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座りすぎで死亡リスクが上昇する14の疾患が判明

 座って過ごす時間が1日当たり6時間以上の人では、3時間未満の人と比べて早期死亡リスクが19%高い――。

 そんな研究結果が、『American Journal of Epidemiology』(6月26日オンライン版)に発表された。米国がん協会(ACS)のAlpa Patel氏らが実施した今回の研究では、死亡リスクの上昇をもたらす「14の疾患」も明らかになった。

「座りすぎ」に警鐘を鳴らす数々の研究

 近年、座って過ごす時間が長いと死亡リスクが高まるとする報告が相次いでいる。これまで本サイトでも「座りすぎ」に警鐘を鳴らす以下のような記事を数多く配信してきた。

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 ところが死因別では、「がん」や「心血管疾患」以外の死因を幅広く検討した研究はほとんど行われていなかった。

 そこで、Patel氏らは今回、がん予防研究-Ⅱ(Cancer Prevention Study-II)栄養コホートのデータを用いて、余暇を座って過ごす時間の長さと全死亡リスク、さらにさまざまな死因別の死亡リスクとの関連について検討した。

座りすぎで死亡リスクが上昇する病気が明らかに!

 対象は、同コホートの参加者のうち研究登録時に主要な慢性疾患がなかった男女12万7554人。このうち4万8784人が21年間(中央値20.3年)の追跡期間中に死亡した。

 年齢や性、学歴、喫煙の有無、食生活、運動習慣などを考慮して解析した結果、余暇を座って過ごす時間が「1日に6時間以上」は「3時間未満」と比べて、全死亡リスクが19%高いことが分かった。

 また、死因別では、がん・心疾患・脳卒中・糖尿病・腎疾患・自殺・慢性閉塞性肺疾患(COPD)・肺疾患・肝疾患・消化器疾患(消化性潰瘍など)・パーキンソン病・アルツハイマー病・神経障害・筋骨格系障害の14の死因による死亡リスク上昇が明らかになった。

 さらに、死亡リスクの上昇の程度は死因によってばらつきが見られ、がんでは約10%の上昇だったが、筋骨格系障害では約60%の上昇が認められた。

 以上の結果を踏まえ、Patel氏は「この研究結果のメッセージは『もっと動くべき』といういたってシンプルなものだ。座位時間は短いほど身体に良い。1時間座って過ごしたら2分間立つだけでも脂質や血糖、血圧の値は改善する」と話している。

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