温かいお茶が緑内障を防ぐ! 温かい緑茶や紅茶を飲む習慣で緑内障リスクが低下

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人生100年時代の「一生の学習道具」を自己管理

 古今東西でリラックス効果が謳われてきた「お茶」は、世界消費量でも「水」に次いで2位に君臨する飲みものだ。その種類も1500以上を数えるという。

 とりわけお茶に多く含まれる「カテキン(渋み成分)」は、がんや高血圧、心臓病の予防効果をはじめ、全般的な死亡リスク低減につながる「ポリフェノール(複数の水酸基が結合した芳香族化合物の総称)」として知られている。

 研究を実施したColeman氏らによれば、お茶には「抗炎症作用」や「抗酸化作用」をもつ成分が含まれているとされている。しかし、研究陣の見解は現時点では慎重さを欠いていない。

 「緑内障リスクへの低減効果については、温かいお茶を日常的に飲むということ以外の生活習慣が影響している可能性も否定はできない。要は今後もより大規模な研究調査を行ない、徹底検証する必要があるのはいうまでもない」

 加えてColeman氏は「緑内障の予防には、すでに有効性が証明されている対策をとるべきである」と強調する。たとえば、加齢(老化)の影響から眼を守るため、自衛策として覚えておくべきポイントとして、前掲のAAOが推奨しているのは次の5点だ。

【1】包括的な眼検診(40歳を過ぎたら54歳までは2~4年ごとが理想的)

【2】家族歴を把握する(緑内障の家族歴があれば発症リスクは4~9倍にも)

【1】眼に良い食事を摂る(濃緑色野菜や柑橘系果物、冷水魚など)

【1】禁煙(あえて説明いらずだろう)

【1】自己数値の管理(視力喪失リスクに影響する血圧・血糖・脂質などに注意)

 「お子さんの眼は、もっとも大切な学習道具です!」とは、新学期を控えて必需品調達に奔走する保護者に向けて、AAOが「眼の健康管理」を呼びかけた卓見の弁である。

 いまや人生100年時代が構想され、生涯学習が謳われる現代――。高齢者になっても、眼の健康こそが「大切な学習道具」に変わりはない。「毎日1杯、温かいお茶を飲む」という習慣を、今日からでも取り入れてみてはいかがだろう。
(文=編集部)

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