医師と患者の信頼関係の実態は?セカンドオピニオンや新薬を断られると患者の満足度が低下!

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医師と患者の信頼関係の実態は?(depositphotos.com)

 患者と医師――。病が取り持つ腐れ縁もあれば、九死に一生を得る奇縁もある。夫婦のように寄り添う良縁もあれば、仇敵のように憎悪戦を強いられる悪縁もある。患者と医師。信頼を深め、絆を強める機縁はないのだろうか?

 米カリフォルニア大学デービス校(UCD)のAnthony Jerant氏らの研究チームは、患者の満足度が低下する要因を究明した研究成果を『JAMA Internal Medicine』11月27日オンライン版に発表した。

患者の医者への不信感の原因は?

 研究チームは、カリフォルニア大学デービス校(UCD)傘下のクリニックの家庭医56人を受診した患者1141人(平均年齢45.6歳、女性68.4%)を対象に、受診ごとに医師に対する満足度を評価してもらった。受診件数は計1319件だった。

 その結果、全受診の68.0%(897件)に患者から何らかの要求があり、医師は全ての要求の85.2%に応じていた。要求内容の内訳は、臨床検査の実施(34.0%)、他の医師への紹介(21.1%)、鎮痛薬(20.5%)や新たな薬剤(鎮痛薬や抗菌薬を除く、20.5%)の処方だった。

 どのような要求が断られると患者の満足度が低下するのかについて分析したところ、「他インフォームド・コンセント(他の医師への紹介)」または「新たな薬剤を要求して断られた場合」に満足度が最も低下し、要求を受け入れられた場合と比べて満足度スコアが平均で約20ポイント低かった。また、鎮痛薬や臨床検査を要求して断られた場合も平均で約10ポイント低下していた。

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