春先に頻発する「めまい」はなぜ怖い?〜症状が「ぐるぐる感」か「ふわふわ感」で病気の原因も違う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4900-2.jpg

めまいは「ぐるぐる」か「ふわふわ」かで病の原因が異なる(shutterstock.com)

 季節の変わり目は、自律神経が乱れやすい。とくに、桜が咲き競う春先は、就職、転職、転勤、転居、結婚など、生活環境が急変しがちなので、毎日の健康管理、ストレス・コントロールに気づかう日々が続く。花粉症も悩ましいが、めまいや耳鳴りに苦しむ人も多くなる。

 めまいは、「ぐるぐるめまい」と「ふわふわめまい」に分かれる。

 ぐるぐるめまいは「回転性めまい」ともいい、夜間や早朝に急にグルグルと体や天井が回って起き上がれなくなる。年齢にかかわらず女性に多く、船酔いのときのような嘔吐を伴うことがある。ぐるぐるめまいは、ストレス、睡眠不足、過労などによって耳の三半規管が過敏になって起きたり、脳疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍)によって誘発しやすい。

 耳の三半規管に由来するめまいのうち、難聴、激しい耳鳴り、耳閉感(耳が詰まった感じ)を伴う場合は、内耳のリンパが水ぶくれの状態になるメニエール病や、突発性難聴などが疑われるので、耳鼻咽喉科の診断が必要になる。だが、ほとんどは、良性頭位変換性めまい(BPPV)なので、ストレス、睡眠不足、過労などに気をつければ、自然に快方に向かう場合が少なくない。
 
 ところが、脳疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍)に由来するめまいは要注意だ。顔面神経麻痺や手足の運動麻痺などを伴うため、数日で軽快することはないので、脳CTや脳MRIによる検査を受けなければならない。

美容界で異彩を放つ「炭酸ジェルパック」とは?細胞からのアンチエイジングとケアが大切
インタビュー「炭酸美容とはなにか?」後編:メディオン美容皮膚クリニック院長・日置正人氏

前編『炭酸ケアの第一人者、褥創の治療経験から生まれた「炭酸ジェルパック」』

美容の世界でも異彩を放つっている「炭酸ジェルパック」。 皮膚科・内科の医師として長年、炭酸の医療的な研究に携わり、その研究の成果として画期的な美容素材「炭酸ジェル」を開発した日置正人医師に、その開発の過程や効果について聞いた。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

医療法人社団 三喜会 理事長、鶴巻温泉病院院長。…

鈴木龍太

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫

小笠原記念札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリ…

横山隆