連載「恐ろしい危険ドラッグ中毒」第14回

最悪は死に至ることも! "麻薬成分"フェンシクリジン(PCP)を含む危険ドラッグの恐怖

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 PCPは1950年代に米国で麻酔薬として開発されたが、麻酔より覚醒する際に幻覚、妄想、暴力行為を引き起こすなどの副作用が認められたため、使用されなくなった。しかし、その後、幻覚剤として乱用されるようになった。

 わが国では麻薬として取り扱われている。麻薬中毒患者が、タバコに付着させて吸引することによって使用するケースが多い。長期に乱用すると、思考鈍麻、記憶力減退、うつ状態、嗜眠、昏睡、集中力低下、けいれんなどの症状を呈する。また、幻覚や幻視に悩まされ、最悪のケースでは突然死に至る。 

 現在、危険ドラッグに関しては、包括指定制度などの法の整備、マスコミによる注意喚起、警察による取り締まり、摘発によって症例数の減少を認めている。しかし、危険ドラックの依存例および死に至る重症例は増加している。これは危険ドラッグの成分に、麻薬や覚醒剤の成分が混入されていることが大きな要因となっている。

 危険ドラッグを取り扱うショップは激減したが、インターネットを利用した入手が後を絶たない。ドラッグを撲滅するためには、インターネットに対する何らかの規制の強化が必要であろう。また我々も危険ドラッグに手を出さないことが何よりも重要であろう。  

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