「横山隆」の記事一覧

横山隆(よこやま・たかし)

小笠原クリニック札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリニカルトキシコロジスト、日本腎臓学会および日本透析学会専門医、指導医。
1977年、札幌医科大学卒、青森県立病院、国立西札幌病院、東京女子医科大学腎臓病総合医療センター助手、札幌徳洲会病院腎臓内科部長、札幌東徳洲会病院腎臓内科・血液浄化センター長などを経て、2014年より札幌中央病院腎臓内科・透析センター長などをへて現職。
専門領域:急性薬物中毒患者の治療特に急性血液浄化療法、透析療法および急性、慢性腎臓病患者の治療。
所属学会:日本中毒学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本内科学会、日本小児科学会、日本アフェレシス学会、日本急性血液浄化学会、国際腎臓学会、米国腎臓学会、欧州透析移植学会など。

横山隆

薬物中毒死急増のアメリカで平均余命が短縮! 日本のドラッグ汚染はどこまで?

アメリカではオピオイド(麻薬)やマリファナ(大麻)などの過剰服用は深刻な問題である。 ABCの調査によると、現在、アメリカでは1日129人が薬物過剰服用によって死亡。その数は、銃犯罪や交通事故などによる不慮の死よりも多いのが現状である。さらに驚くべきことに、アメリカ国立…続きを読む

薬物中毒死急増のアメリカで平均余命が短縮! 日本のドラッグ汚染はどこまで?

睡眠薬を使った事件が多発!医療従事者が関わった保険金殺人も

前回の(参考:睡眠薬や危険ドラッグなどの「デートレイプドラッグ」による性犯罪に注意を!)で、睡眠薬を酒などに混入させて性犯罪を企てる「デートレイプドラッグ」について解説した。さらに恐ろしいことに、睡眠薬を被害者に飲ませて、強盗、殺人を引き起こす事件が最近後を絶たない。今回は…続きを読む

睡眠薬を使った事件が多発!医療従事者が関わった保険金殺人も

睡眠薬や危険ドラッグなどの「デートレイプドラッグ」による性犯罪に注意を!

近年、集団で大量のアルコールを女性に飲ませ、意識レベルが低下した状態に陥ったのちに性犯罪に及ぶという事件が後を絶たない。カラオケ店、インターネットカフェ、ラブホテルなどの閉鎖的空間で、大学生のみならず研修医や医学生による刑事事件も明るみになった。 最近ではアルコールなど…続きを読む

睡眠薬や危険ドラッグなどの「デートレイプドラッグ」による性犯罪に注意を!

自殺目的で「硫酸」を飲むと悲惨な結末に! 「アシッド(酸)アタック」は今でも世界中で頻発

2017年9月、過去に3人の男性に襲われ、顔面に「硫酸」をかけられ重傷を負った19歳のインド人女性が、ニューヨークで開催されたファッションショーに出演して注目を集めた。彼女は同じような被害にあった女性たちを勇気づけるためにステージに立ったとのことで、「大変幸せだった。美しさ…続きを読む

自殺目的で「硫酸」を飲むと悲惨な結末に! 「アシッド(酸)アタック」は今でも世界中で頻発

処方薬の濃度738倍で患者死亡 患者側で防ぎようがない院内製剤の医療ミス

2017年10月3日の各種マスコミによると、京都大医学部付属病院で外来通院して治療を受けていた60歳代の女性患者が、9月26日に自宅で同院より処方された「セレン製剤」を自宅で点滴したのちに、背中の痛みを訴え、翌日朝に同院を受診し、諸検査を施行したが異常は認めなかったが、その…続きを読む

処方薬の濃度738倍で患者死亡 患者側で防ぎようがない院内製剤の医療ミス

乗り物酔い防止の市販薬「トラベルミン」を大量服用しての自殺未遂!

私が経験した、乗り物酔いを防ぐための市販薬「トラベルミン」(エーザイ)を大量服用して、自殺企図した若年患者例について紹介したい。 20歳代女性、会社員、精神科の通院歴なし。自分自身で薬店よりトラベルミンを購入し、60錠服用した。1時間後より頭痛、嘔気、めまい、耳鳴、気…続きを読む

乗り物酔い防止の市販薬「トラベルミン」を大量服用しての自殺未遂!

喘息治療薬「テオフィリン」の大量服用は生命に危険が及ぶ急性中毒症を招く

現在も喘息治療薬として広く用いられている「テオフィリン」は、「カフェイン」と同様、「キサンチン誘導体」に分類され、両者の化学構造式はきわめて類似している。 テオフィリンは気管支の筋肉を弛緩させることによって、きわめて強力な気管支の内腔を拡張させるため、特に喘息発作時に有…続きを読む

喘息治療薬「テオフィリン」の大量服用は生命に危険が及ぶ急性中毒症を招く 

「食塩中毒」で1歳児が死亡! 200gの「食塩」を摂取して自殺した成人も

2015年8月、岩手県盛岡市内の無認可の保育施設で、当時1歳の女児が大量の食塩入りの飲み物を飲まされて、中毒死していたことが判明した。岩手県警は、2017年7月、保育施設を経営していた34歳の女性を傷害致死容疑で逮捕。容疑者は女児の気分が悪そうだったので、塩分補給の目的で食…続きを読む

「食塩中毒」で1歳児が死亡! 200gの「食塩」を摂取して自殺した成人も

カフェインは現代の代表的<危険ドラッグ>! 人気の「カフェイン製剤」50錠で死ぬ

最近、「カフェイン」が含まれている風邪薬や鎮痛薬を大量摂取して、死亡例を含む重篤な中毒症状を呈した報告が相次いでおり、中毒領域での一大関心事となっている。同様に日本中毒学会でも、毎年、同中毒に関する症例が多数発表してきた。 日本中毒学会の委員会は、2011年4月から20…続きを読む

カフェインは現代の代表的<危険ドラッグ>! 人気の「カフェイン製剤」50錠で死ぬ

風邪薬や鎮痛薬に含まれる「カフェイン」の大量服用による急性中毒症で自殺者も

数年前、私が経験した症例を報告する――。 患者さんは21歳の男性。約5年間にわたり「うつ状態」だったため、精神科クリニックで抗うつ薬による治療を受けていた。ある日、市内の薬剤店よりカフェイン製剤(市販名エスタロンモカ:1錠中カフェイン100mg含有)を購入し、110錠(…続きを読む

風邪薬や鎮痛薬に含まれる「カフェイン」の大量服用による急性中毒症で自殺者も

きれいな花には毒がある!「ニラ」と間違えて「スイセン」を食べて食中毒による死亡例も!

前回は、有毒植物であるイヌサフランを食用植物であるギョウジャニンニクと見誤って食べてしまい、食中毒となり、最悪のケースでは死亡例も認められた論文を紹介した(参考:ギョウジャニンニクに酷似した「イヌサフラン」による食中毒で今年も死者が!)。 同じように、美しい花を咲かせる…続きを読む

きれいな花には毒がある!「ニラ」と間違えて「スイセン」を食べて食中毒による死亡例も!

ギョウジャニンニクに酷似した「イヌサフラン」による食中毒で今年も死者が!

今年(2017年)5月15日、北海道富良野地方に住む母親と娘夫婦が、ギョウジャニンニクを採集するつもりが誤ってイヌサフランの葉を持ち帰り、家で炒めて食べ、下痢や嘔吐を訴えて翌日病院に救急搬送された。80歳代の母親は、摂食後、2日目に急死。富良野保健所は、イヌサフランに含有す…続きを読む

ギョウジャニンニクに酷似した「イヌサフラン」による食中毒で今年も死者が!

向精神薬「アモキサピン」の大量服用による自殺を考える〜患者・家族・治療医に求められる対応とは?

私が10年ほど前に経験した、抗うつ薬を大量服用して服用後短時間で死亡した患者さんについて紹介しよう――。 約2年前よりうつ病と診断され、某メンタルクリニックで治療していた26歳の女性。抗うつ薬アモキサピンを1日用量150mg、毎回2週間分処方されていた。 同棲してい…続きを読む

向精神薬「アモキサピン」の大量服用による自殺を考える〜患者・家族・治療医に求められる対応とは?

タリウム事件の元名大生に無期懲役! 販売規制のない毒物「硫酸タリウム」の不思議

3月24日、名古屋地方裁判所は、「タリウム事件」の名古屋大学の元女子大生に、求刑通りの無期懲役の判決を下した――。 この事件は、当時、高校2年生だった被告が、「中毒症状を見てみたい」という動機で、中学の同級生女性と高校の同級生男性に、それぞれ0.8gと1.2gの硫酸タリ…続きを読む

タリウム事件の元名大生に無期懲役! 販売規制のない毒物「硫酸タリウム」の不思議

100錠以上の向精神薬、催眠薬を服用後に寒冷下で昏睡状態、まさに生死をさまよった40代の男性

数年前の真冬に北海道で体験した出来事。 生活保護を受けていた40代男性は独居中で、2年前より統合失調症の治療のため精神科外来で向精神薬と催眠薬などの薬物を処方されていた。 ある寒い夜に自殺企図して、これらの薬(フェノバルビタールやハルシオンなどの催眠薬、テルネリンな…続きを読む

100錠以上の向精神薬、催眠薬を服用後に寒冷下で昏睡状態、まさに生死をさまよった40代の男性

恐ろしい低血糖脳症〜糖尿病治療薬「インスリン」を大量注射で自殺未遂!その重い代償とは?

現在、我が国では、食生活の欧米化、運動不足などが誘因となって、糖尿病患者が爆発的に増加している。2012年の国民健康・栄養調査によると、糖尿病患者は実に950万人にも達しており、治療を受けていない人も含めると、その数はさらに多いとされている。 今回は、最近、筆者が治療し…続きを読む

恐ろしい低血糖脳症〜糖尿病治療薬「インスリン」を大量注射で自殺未遂!その重い代償とは?

私たちの身の回りには大麻があふれている! 冷静に大麻の可能性について考えよう

大麻に関するニュースが後を絶たない――。 昨年10月、「医療用大麻」の必要性を訴えていた元俳優の高樹沙耶(本名・益戸育江)被告が、沖縄県石垣市の自宅で乾燥大麻を所持していたとして、大麻取締法違反に問われた。1月23日の初公判で、高樹被告は「私が所持している物ではない」と…続きを読む

私たちの身の回りには大麻があふれている! 冷静に大麻の可能性について考えよう
妊活はシチュエーションを変えることも大事 不妊治療は愛情の確認から
インタビュー「『射精障害』での不妊が増えている」第3回:岡田弘医師(獨協医科大学埼玉医療センター・泌尿器科主任教授)

「非婚化」「晩婚化」と並んで、結婚した夫婦の間でも子どもができなくなっていることが、人口減少の一因であることは論をまたない。獨協医科大学埼玉医療センターの泌尿器科主任教授・岡田弘氏の診察室には、男性が原因で不妊となっている夫婦が数多く訪れる。なかでも近年、急速に増えているのが、挿入はできるけれど、女性の中で射精できない「膣内射精障害」だという。

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2017年4月より、はるひ呼吸器病院(愛知県)病…

堤寛

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志