連載第10回 サプリメントの天国と地獄

人間が生きていく上で欠かせないビタミンC、注目されるビタミンDと鉄分のサプリメントの効用は?

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 現代の日本ではビタミンDが不足している人が多いようです。ビタミンDは皮膚に当たる紫外線によって作られるのですが、最近は紫外線に当たらないようにする女性が増えているためか、日本女性の3人に2人はビタミンD不足。4人に1人は欠乏というデータもあるそうです。まず、食生活の改善や日光浴をして増やし、サプリメントで補給することも考えた方が良いでしょう。

 鉄分も重要です。鉄分は血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの材料となるほか、細胞中のミトコンドリアでエネルギーを作り出す際に、重要な役割を果たしています。サプリメントとしては、吸収率がよく副作用も少ないとされる、肉やレバーに含まれる「ヘム鉄」が評価されています。ただ、鉄分の過剰摂取は禁物です。サプリメント選びには注意点が多いので、まずはサプリメントに詳しい医師などの専門家に相談してください。


連載「サプリメントの天国と地獄」バックナンバー

田村忠司(たむら・ただし)

株式会社ヘルシーパス代表取締役、日本抗加齢医学会会員、NRサプリメント・アドバイザー(一般社団法人 日本臨床栄養協会)。1988年、東京大学工学部産業機械工学科卒業後、株式会社リクルートに入社。10年間にわたり、通信事業を中心に経営戦略、新規事業立案、マーケティング戦略立案に従事。1998年、「日本老化制御研究所」を擁する日研フード株式会社に入社。取締役経営企画室長、サプリメントの製造子会社の代表取締役社長として活動。2006年、「医療従事者が自信を持って使えるサプリメントを提供して欲しい」との医師・薬剤師からの要請に応えて、医療機関専用サプリメントの専門メーカー株式会社ヘルシーパスを設立。栄養療法に取り組む医師・歯科医師へのサポート・情報提供のため、日々、全国各地を飛び回り、楽しく仕事に取り組んでいる。著書に『サプリメントの正体』(東洋経済新報社)がある。

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田村忠司
難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

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