食品添加物評論家。1951年、福岡県生まれ。総合商社食品課に勤務後、無添加食品の開発・推進、伝統食品や有機農産物の販売促進などに携わり、現在に至る。熊本県有機農業研究会JAS判定員。経済産業省水質第1種公害防止管理者。工業所有権 食品製造特許4件取得。食品添加物の現状、食生活の危機を訴え続けている。主な著書にベストセラーとなった『食品の裏側』(東洋経済新報社)、『なにを食べたらいいの?』(新潮社)、『「安心な食品」の見分け方 どっちがいいか、徹底ガイド』(祥伝社)などがある。
数多くの添加物を駆使して作られる食品。その中にはリスクが指摘されている物質も含まれているし、その総量は今までだれも経験したことがない。「おかあさんのおにぎりよりコンビニのおにぎりのほうがおいしい」そう口にする子どもも増えていると聞く。添加物まみれの食品でつくる「家庭料…続きを読む
これまで食品添加物の裏事情について、いろいろな話をしてきた。講演会などでこんな話をすると、「もう食べられるものがない」「明日から何を食べたらいいのか」と不安を訴える人も少なくない。普段、何げなく食べている出来合いのお惣菜に何十種類もの添加物が使われているという事実に驚くのだ…続きを読む
「危害が出ていない」ということと、その食べ物が「安全」であるということは、はまったく違うshutterstock.com なぜ安全性が疑問視される添加物が使い続けられているのだろうか――。それは「明確な被害」が出ていないからだ。 食べてすぐに体に異常をきたすのであれば、…続きを読む
日本の食品廃棄量が世界でも1、2位を争うほど高いのをご存じだろうか。 政府広報によれば、日本では年間1900万トンの食品廃棄物が出ており、これは世界の7000万人が1年間食べていける量だという。民間の調査では、2700万トンという報告もある。そのうち、まだ食べられるのに…続きを読む
前回、本来であれば安全であるはずの食品添加物の中にも、限りなくブラックに近いものが数々あるという話をしたが、食品添加物にはこの「安全性」とは別の怖さがある。実はこれが、食品添加物の持つ本当の怖さかもしれない――。 そもそも私たちのカラダは、「塩分」「油分」「糖分」などの…続きを読む
添加物は基本的に「安全性試験」に合格したものだけが認可される。しかし、合格したものの中にも明らかに人体に悪影響を及ぼすものがあり、その数は決して少なくない。 イギリスでは一部の合成着色料を使った食品に 「この食品を食べると子どもの活動や注意力に悪影響を与える可能性があり…続きを読む
増え続ける日本の食品添加物。しかし、その安全性や認可方法の実態は、実にあいまいで、疑問を感じざるを得ない。 添加物は毎日、長年にわたって摂り続けるものだ。しかも幼児から高齢者まで多くの人が口にする。そのため、添加物の認可は相当厳しく審査され、決められるべきものだろう。安…続きを読む
世の中の健康志向は高まりつつあるというのに、食品添加物は増え続ける日本。なぜこんなに添加物が使用されるのか――。それは、やはり食品添加物を使用することに大きなメリットがあるからだ。「添加物はいやだ」「できることなら避けたい」という消費者は多い。しかし、一方で食品を買う際…続きを読む
毎日、大量の添加物が食品加工に使われ、商品となってスーパーやコンビニに並び、それをためらいもなく口にしている私たち。日本における食、特に添加物に対する現状は深刻化している。 それを端的に表しているのが、使用が許可されている添加物の「数」の変化だ。添加物の数は、こんな…続きを読む
どうしてそんなに添加物を使わなければ加工食品がつくれないのか?。添加物を使われる理由を大別すると、「安い」「簡単」「便利」「きれい」「オイシイ」となる。添加物を使えばこれらの要素をすべて満たした食品ができあがる。その具体例をみていこう。●その1 安い食品を製造するために…続きを読む
食の安全性というと、最近では中国産の加工食品などがよくとりざたされているが、実は私たちが日常の食生活で知らないうちにどれだけ大量の添加物を口にしているのかほとんどの人は気づいていない。それは食品の表示をみても、そこには書かれていない隠れた部分で添加物が使われているという現実…続きを読む
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前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』
毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。
あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…
(医)スターセルアライアンス スタークリニック …
ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…