「横山隆」の記事一覧

横山隆(よこやま・たかし)

小笠原記念札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリニカルトキシコロジスト、日本腎臓学会および日本透析学会専門医、指導医。
1977年、札幌医科大学卒、青森県立病院、国立西札幌病院、東京女子医科大学腎臓病総合医療センター助手、札幌徳洲会病院腎臓内科部長、札幌東徳洲会病院腎臓内科・血液浄化センター長などを経て、2014年より札幌中央病院腎臓内科・透析センター長などをへて現職。
専門領域:急性薬物中毒患者の治療特に急性血液浄化療法、透析療法および急性、慢性腎臓病患者の治療。
所属学会:日本中毒学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本内科学会、日本小児科学会、日本アフェレシス学会、日本急性血液浄化学会、国際腎臓学会、米国腎臓学会、欧州透析移植学会など。

横山隆

危険ドラッグの販売店は本当になくなったか? ネット販売は摘発してもイタチごっこ

漢方薬として日本でも広く知られている葛根湯(かっこんとう)、小青龍湯(しょうせいりゅうとう)、麻黄湯(まおうとう)は、鎮咳去痰薬として広く用いられているが、その主成分はエフェドリンである。 エフェドリンは、気管支を拡張して呼吸困難を改善するため、感冒薬や気管支ぜんそく治…続きを読む

危険ドラッグの販売店は本当になくなったか? ネット販売は摘発してもイタチごっこ

危険ドラッグは成分内容がわからないから怖い! 誰もが合法だと思っていたものの中から......

今回は危険ドラッグが混入されていた「バスソルト(bath salt)」のずさんな管理、販売について、ある米国での事例の報告を紹介する。 トラック運転手のグレン・ハンチは、デラウェア州ニューカッスルの店でガールフレンドのリチヤード・ヒッケルと一緒に「Smokin Slu…続きを読む

危険ドラッグは成分内容がわからないから怖い! 誰もが合法だと思っていたものの中から......

ダイエット用サプリに紛れ込む覚醒剤 あるメジャーリーガーの悲劇

みなさんは2000年頃に、スティーブ・ベクラーというメジャーリーガーが在籍していたのをご存じでしょうか。恐らく大多数の方は、「名前も聞いたことがない」と言われるでしょう。 彼は本職の野球ではまったく実績を残すことができませんでしたが、愛用していたサプリメント「エフェドラ…続きを読む

ダイエット用サプリに紛れ込む覚醒剤 あるメジャーリーガーの悲劇

危険ドラッグに混在する合成麻薬「チャイナホワイト」の恐怖

2013年3月よりアメリカのロードアイランド州で合成麻薬である「アセチルフェンタニル」を注射して14名の死者がでた。19~57歳でうち10 名が男性であった。ほとんどの症例がコカイン、ヘロイン、エタノールなどを飲み、通称「チャイナホワイト」とも呼ばれるこの合成麻薬を注射して…続きを読む

危険ドラッグに混在する合成麻薬「チャイナホワイト」の恐怖

最悪の危険ドラッグ 続報 ロシア発の「クロコダイル」は余命わずか1〜2年

2002年にロシアのシベリア地方での製造、使用が報告され、2010年以降にはロシア全域で爆発的に広まったデソモルヒネ(クロコダイル)に注目が集まっている。本来デソモルヒネは、モルヒネの10倍の鎮痛作用を有する鎮痛剤として開発された。 しかし、ロシアでは医師の処方箋なし…続きを読む

最悪の危険ドラッグ 続報 ロシア発の「クロコダイル」は余命わずか1〜2年

実録危険ドラッグ 軽い気持ちが一生血液透析を強いられる患者になる可能性も

危険ドラッグ中毒では、重篤な合併症を併発することがある。そのひとつは筋肉が破壊されて壊死が起こり、筋肉成分であるCPKやミオグロビンが血液中に流れ出てしまい、特にミオグロビンが血流によって腎臓に取り込まれて、尿が出にくくなり、ついには急性腎不全に進展してしまう。急性腎不全で…続きを読む

実録危険ドラッグ 軽い気持ちが一生血液透析を強いられる患者になる可能性も

実録 危険ドラッグ 行きずりの男性とラブホテルで危険ドラッグを吸引した女性は......

危険ドラッグの吸引例のほとんどが男性だが、女性の症例が無いわけではない。しかし、そこには必ず男の影が見え隠れする。症例1 道外から一人でやってきた20代の女性は会社員だった。繁華街で危険ドラッグ(RUSH)を購入。行きずりの男性とラブホテルに入って危険ドラッグを吸引し…続きを読む

実録 危険ドラッグ 行きずりの男性とラブホテルで危険ドラッグを吸引した女性は......

危険ドラッグはわが国最強のハードドラッグである~第29回日本中毒学会東日本地方会より

危険ドラッグと称される製品の乱用によって、患者自身の精神的、身体的悪影響のみならず、危険運転による人身事故、傷害や殺人事件が後を絶たない。 1月10日にさいたま市で開催された『第29回日本中毒学会東日本地方会』では、危険ドラッグに関する多数の演題発表があった。いずれも最…続きを読む

危険ドラッグはわが国最強のハードドラッグである~第29回日本中毒学会東日本地方会より

実録 危険ドラッグ 意識が朦朧としたまま車を運転し、河川敷で脱輪状態になった男は、、、。

30歳代の無職の男性が、夜間、札幌市内をもうろう状態で30分以上運転し、河川敷で脱輪状態になり通行人に発見された。会話はできなかった。通行人が救急車を要請し、夜の10時45分に当院に搬送された。目立った外傷はなく、意識は混濁していた。体温36.1度、血圧、脈拍正常。頭胸腹部…続きを読む

実録 危険ドラッグ 意識が朦朧としたまま車を運転し、河川敷で脱輪状態になった男は、、、。

実録危険ドラッグ。日本を旅行中のアメリカ人男性が救急車で運ばれてきた

米国籍をもつ20代男性は、日本を旅行中に繁華街で粉末の危険ドラッグ(Brain Fall)を購入した。1日2~3回、1週間連続して吸入し続けたところ、次第に落ち着きがなくなり、呼吸苦、動悸、食欲低下を認めた。更に歩行できなくなったため、自分で救急車を要請した。 搬送時意…続きを読む

実録危険ドラッグ。日本を旅行中のアメリカ人男性が救急車で運ばれてきた

危険ドラッグの指定薬物は1400種類以上、新しい薬物の合成で際限ない"いたちごっこ"が続く

現在の危険ドラッグの主流は、合成カンナビノイド系化合物とカチノン系化合物。前者は乾燥植物片に麻薬と類似作用を有する化合物を添加したものであり、多くはハーブ、お香などと偽って販売されており、植物の燃焼によりガスが発生し、吸引することによって幻覚、幻聴、呼吸困難、動悸、嘔吐などの有…続きを読む

危険ドラッグの指定薬物は1400種類以上、新しい薬物の合成で際限ない

実録危険ドラッグ。深夜、漫画喫茶で突然叫び声を上げた20代女性は...

札幌市内繁華街の漫画喫茶店内、夜も深くなり始めころ20歳代とおぼしき女性が、突然叫び声を上げた。店員が駆けつけたところ、女性は全身をけいれんをさせ、吐き気、頭痛、胸の痛み、呼吸苦を訴えていたため、救急車が要請され、翌日0時56分に私が勤務している病院に搬送されてきた。ど…続きを読む

実録危険ドラッグ。深夜、漫画喫茶で突然叫び声を上げた20代女性は...

危険ドラッグに麻薬・覚醒剤の成分も混入され、さらに危険度がアップ!

2014年11月4日、36歳男性が横須賀市内の自宅で9時間余り大暴れして、両親を殺害したとのニュースが飛び込んできた。危険ドラッグを吸引して興奮状態となり、凶行に及んだのであった。使用した危険ドラッグには、より重篤な幻覚、幻聴、興奮を惹起する大麻、覚醒剤の成分も検出されたと…続きを読む

危険ドラッグに麻薬・覚醒剤の成分も混入され、さらに危険度がアップ!
スマホでオンラインゲーム依存〜1日で課金15万円! 依存者は国内で420万人!?
インタビュー「スマホゲーム依存の実態と治療法」第1回:久里浜医療センター・樋口進院長

日本の成人のうち、ネット依存の傾向のある者は男性は4.5%、女性は3.6%。その数は約421万人と推計されるという。全国にさきがけてスマホゲーム依存症の治療に取り組んでいる独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターの樋口進院長に、スマホゲーム依存の実態と治療法について訊いた。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

理学療法士。日本で数年勤務した後、豪・Curti…

三木貴弘

神戸市垂水区 名谷病院 内科勤務。1987年 産…

吉田尚弘