肩凝りを「肩甲骨はがし」で治す! セルフケアのポイントは「伸ばす・動かす・鍛える」

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肩凝りは<肩甲骨周りの筋肉バランスの悪さ>が原因?

④肩甲骨内側、下部の筋肉を刺激

 肩凝りを感じている人は大抵、肩甲骨周りの筋肉のバランスが悪い。具体的には上の筋肉(僧帽筋上部繊維)ばかりを使い、内側や下部の筋肉をうまく使いきれていないのだ。

 そこで、肩甲骨周りの内側・下部の筋肉を鍛える方法を紹介したい。このエクササイズを習慣化して鍛えると「僧帽筋上部繊維」の負担が減り、肩凝りが改善する。

肩凝りを「肩甲骨はがし」で治す! セルフケアのポイントは「伸ばす・動かす・鍛える」の画像7

【2】肩甲骨内側、下部の筋肉の刺激

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【1】肩甲骨内側、下部の筋肉の刺激

1)肘を90度に曲げ少しだけ横に開く。また少し胸を張った状態で座る。

2)そこから肘を後ろに移動させ、その際に肩甲骨が内側に近くように意識する。

3)そのまま5秒間キープする。

4)それを10回繰り返す。

 以上の運動は、全部やっても15分で終わるはず。毎日の習慣にすれば、あなたの肩甲骨は常に<はがれた>ように軽く感じるだろう。肩凝りがあれば、今より軽減される。デスクワークが多い人も予防的に取り入れてもらいたい。
(文=三木貴弘)

三木貴弘(みき・たかひろ)

理学療法士。日本で数年勤務した後、豪・Curtin大学に留学。オーストラリアで最新の理学療法を学ぶ。2014年に帰国。現在は、医療機関(札幌市)にて理学療法士として勤務。一般の人に対して、正しい医療知識をわかりやすく伝えるために執筆活動にも力を入れている。お問い合わせ、執筆依頼はcontact.mikitaka@gmail.comまで。

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