1万5000歩で心臓疾患のリスク低下! ウオーキングこそコスパに優れた「がん予防」?

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歩くだけで心臓疾患もがんも予防(depositphotos.com)

 「アンチエイジングにいい」「睡眠の質が上がる」「がんを予防する」……運動の効果が今、さまざまな研究で実証されている。

 運動はカラダにいい――それでも運動が習慣となりにくい理由の一つに挙げられるのは、「どんな運動をどれくらいしたらよいのかわからない」。具体的に取り組むべきメニューがボンヤリしているから「実行するのは、また今度……」となるわけだ。

 そこで、今回は健康効果をもたらすであろう、具体的なメニューを探ってみよう。

週に2時間半、やや負荷のある運動

 一般的な「推奨される運動の量」は、「週に2時間30分のやや負荷のある運動」だ。たとえば、ジョギングやストレッチ、または75分の強めの負荷(これはテニスや全力に近いダッシュ、サイクリングなど)とされる。

 しかし、この数値は、フルタイムで仕事をしている人にとっては、ややハードルが高く感じるだろう。運動習慣のない人が、全力疾走やテニスを日常生活に取り入れるのは、なかなか難しい。

 そこでオススメなのが「ウオーキング」。歩くことは比較的簡単、工夫次第で歩く距離や速さを変化させることが可能だ。

三木貴弘(みき・たかひろ)

理学療法士。日本で数年勤務した後、豪・Curtin大学に留学。オーストラリアで最新の理学療法を学ぶ。2014年に帰国。現在は、医療機関(札幌市)にて理学療法士として勤務。一般の人に対して、正しい医療知識をわかりやすく伝えるために執筆活動にも力を入れている。お問い合わせ、執筆依頼はcontact.mikitaka@gmail.comまで。

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三木貴弘
がんになってもあきらめない妊活・卵巣凍結 費用は卵巣摘出に約60万円、保管は年間10万円
インタビュー「がんでも妊娠をあきらめない・卵巣凍結」後編・京野廣一医師

がん患者への抗がん剤による化学療法は妊孕性(妊娠のしやすさ)を低下させる。がんにより妊娠が難しくなる患者を支援するため、2016年4月に「医療法人社団レディースクリニック京野」が、治療前に卵巣を凍結して保存しておく「HOPE(日本卵巣組織凍結保存センター)」を設立すると発表した――。医療法人社団レディースクリニック京野理事長の京野廣一医師に卵巣凍結の仕組みについて訊いた。
前編『「がん」になっても妊娠・出産をあきらめたくない女性のための「卵巣凍結」とは?』

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