歯科恐怖症(デンタルフォビア)はトークセラピーで克服!? 緊急時には全身麻酔での治療も!?

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
04429-2.jpg

歯科恐怖症(デンタルフォビア)は大人にも多い(shutterstock.com)

 キーンという歯を削るドリルの音、歯を削られることで生じる痛み、仰向け状態で長時間口を開け続けるという治療の体勢、見ることのできない治療の様子、不安にさせる歯科医のマスク姿……。

 歯科に対してのマイナスイメージを挙げるときりがない。事実、歯科というものに対し、個人差はあれど、恐怖感を持っている人は多いのではないだろうか。

 そうした恐怖感が極端になり、歯の治療が困難になってしまった状態のことを歯科恐怖症(デンタルフォビア)と呼ぶ。

歯科恐怖症(デンタルフォビア)の症状とは?

 歯科恐怖症に陥ると、歯医者に行くことを想像しただけで不安になったり、息が苦しくなるなど体が反応したりする。ひどい場合には、口の中に手を入れられることを嫌がって、激しく嘔吐してしまうことすらある。そのため、歯の治療が必要な状態になっても、受診になかなか踏み切れず、虫歯歯周病といった症状が悪化してしまうのだ。

 むかしの歯科医院の待合室には、泣きじゃくる子どもが珍しくなかった。当時は、死ぬほど痛い歯医者が珍しくなかったのだ。いま歯科恐怖症を患っている大人の多くは、そうした子ども時代の歯科治療がトラウマとなり、その後、歯医者に行くのが苦手になった人たちなのだろう。

除菌で虫歯と歯周病を予防する「3DS」~薬を塗ったマウスピースを5分間はめるだけ
インタビュー 口腔内を除菌して全身疾患を予防する「3DS除菌」② 鶴見大学歯学部・探索歯科講座 花田信弘教授/山田秀則助教

第1回:口腔内の雑菌は100億個以上~<除菌治療>が歯周病と生活習慣病を防ぐ!
虫歯や歯周病の原因菌が、生活習慣病を引き起こす発症リスクになることがわかっているため、今後は虫歯や歯周病を直接治療するだけに留まらず、「予防歯科」の必要性が近年ますます高まってくる。鶴見大学歯学部付属病院では、3DSという治療法を用いて、歯科治療のみならず、全身疾患の予防を目的に画期的な専門外科を開設している。

滋賀医科大学社会医学講座(法医学)教授、厚生労働…

一杉正仁

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真

藤田保健衛生大学医学部第一病理学教授。慶應義塾大…

堤寛