2015.12.04
連載「“国民病”腰痛の8割以上はなぜ治らないのか?」第8回
これも前回触れているが、腰痛は「Stay Active」が原則で、決してベッドで一日中横になって休んだりしてはいけない。それで腰痛が良くなることは決してない。ぎっくり腰などで動けないなら仕方がないにしても、動けるようになってきたらなるべく動いて日常生活を維持する(これは決して無理をしろ、と言っているわけではないので誤解しないでほしい)。
以上、腰痛の常識について、前回までに触れた事も含めて改めてまとめた。これをきっかけにあなたのなかの“腰痛の常識”を改めてみることで、その付き合い方が変わると幸いである。
連載「“国民病”腰痛の8割以上はなぜ治らないのか?」のバックナンバー
三木貴弘(みき・たかひろ)
理学療法士。日本で数年勤務した後、豪・Curtin大学に留学。オーストラリアで最新の理学療法を学ぶ。2014年に帰国。現在は、医療機関(札幌市)にて理学療法士として勤務。一般の人に対して、正しい医療知識をわかりやすく伝えるために執筆活動にも力を入れている。お問い合わせ、執筆依頼はcontact.mikitaka@gmail.comまで。
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