連載第10回 健康って何だ?~フィットネス道の探求~

あなたの努力を無駄にしない! なぜトレーニングのフォームが大切なのか?

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 筋肉は筋繊維の集合体だが、そのすべてが使われているわけではない。筋肉に指令を下すのは脳だ。脳は神経を通して、命令を筋肉へと届ける。より大きな力を発揮したり、より効率的に筋肉を使うには、脳から命令を伝える神経の経路を増やし、よりたくさんの筋繊維を動かすことができればいい。

 脳からの命令をより多くの筋繊維に伝え、より多くの筋肉を働かせることを「筋肉の動員」ともいう。筋肉の動員によって、より多くの筋肉を働かせることができれば、間違いなく今以上に高い成果を出すことが可能になるはずだ。

 そのため、正しいフォームで行わないと、ターゲットとなる筋群をうまく刺激できずに効果は低下する。ターゲット部位をピンポイントで刺激できるように、正しいフォームを身に付けることはとても重要だ

自信があってもまずは軽いウエイトから

 たとえ筋力がある人でも、まずは軽いウエイトを使おう。軽いウエイトは、しっかりターゲットの筋群を意識でき、筋肉の動きを感じることができるので「意識」するクセがつく。

 筋力があると過信して重い負荷を選ぶとフォームが崩れて、それが身に付いてしまう。また、正しいフォームを身に付けず、最初から中強度で行うと、筋力が付いていない初心者の場合、関節などを痛める可能性が高い。

 目的が健康づくりでも、理想のカラダを手に入れるためでも、その基本は共通している。しっかりと、筋肉に脳からの命令が伝わり、より多くの筋肉が働けばよい。そのためには、正しいフォーム、正しい姿勢でのトレーニングの継続が不可欠なのだ。

連載「健康って何だ?~フィットネス道の探求~」バックナンバー

村上勇(むらかみ・いさむ)

フィットネスアドバイザー。JT東京男子バレーボール選手を引退後、現・スポーツクラブ「ルネサンス」に勤務。2007年から「メディカルフィットネス+スパ ラ・ヴィータ」のゼネラルマネージャーとして施設運営に携わる一方、トレーナーとして主婦や高齢者、アスリート(サッカーチーム・モンテディオ山形、加藤条冶:スピードスケート、黒田吉隆:レーシングドライバー)、著名人(指揮者・飯森範親など)を幅広く指導。現在は株式会社ドリームゲート代表として、スポーツチーム・アスリート・企業などを指導、運営協力に携わる。

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村上勇
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