世界中で毎年3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田院長にお話を伺った。
いまだ世界的に猛威を振るう新型コロナウイルス。その治療薬やワクチン開発が進む中、注目を集めているのが幹細胞による治療だ。幹細胞治療に詳しいスタークリニックの竹島昌栄院長に話を聞いた。
原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。
胃痛やもたれ、むかつきなどの症状があっても、検査の結果異常がないと診断され悩みを抱える患者さんが少なくない。こうした胃の悩みを抱える人たちのために開設したのが胃弱外来。患者さんの多くは新しく認知された『機能性ディスペプシア』や『胃食道逆流炎症』などの疾患だ。その具体的な治療法について話を伺った。
人間の脳は7時間程度眠ることが最適だということがわかっているが、まだまだ謎も多い。1990年代後半から脳内に眠気を誘う「睡眠物質」を探す研究にスポットライトが当たり、2018年からは睡眠の質と量を決める遺伝子の解析も進められている。睡眠障害について、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の佐藤誠教授に話を聞いた。
歯科のインプラント治療は、クリニックによって費用に大きな差があり、施術後のトラブルも少なくない。実態がよくわからない上に悪いイメージの先行しているインプラントについて、治療のための基礎知識や正しい歯科医の選び方などについて「日本橋インプラントセンター」所長の玉木仁氏にお話をうかがった。
株式会社P3代表・中村尚人(理学療法士)インタビュー。脳卒中後遺症の方のための機能回復・再発予防専門トレーニングをメインとした、まったく新しいコンセプトのジム「リハジム」がオープンした。この施設を運営する学療法士で株式会社P3の代表も務める中村尚人氏に、今回はジムで行われるリハビリの内容について訊いた。
寝付きが悪い、気分が沈む、疲れやすいなどの不定愁訴は確たる診断が下されず、最後には心療内科へたどり着くことが多い。世界で初めて首こり病(頸性神経筋症候群)の診断法と治療法を確立した東京脳神経センター・松井孝嘉理事長は、自律神経失調症を始め、多くの不定愁訴や難治性疾患の治療を可能にしている。
訪問看護の業界において、これまでの訪問看護の枠に囚われない自由な発想で事業を拡大し急成長を遂げている訪問看護ステーション「Recovery International株式会社」。同社を運営するのは大河原峻氏に、今回は同社の設立のきっかけや展望について話を聞いた。
一人ひとりで異なる足の個性に合わせて靴を選び、インソール(靴の中敷き)を使うことで、日常生活を支障なく過ごせるだけでなく、自分の能力を最大限に発揮させることができそうだ。人の目にさらされる機会がほとんどない、地味な存在のインソールだが、実に多様な機能を発揮している。義肢装具士の大平吉夫さんに詳しく聞いた。
日本の成人のうち、ネット依存の傾向のある者は男性は4.5%、女性は3.6%。その数は約421万人と推計されるという。全国にさきがけてスマホゲーム依存症の治療に取り組んでいる独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターの樋口進院長に、スマホゲーム依存の実態と治療法について訊く。
国民健康保険が「未病」を招く? 漢方医学・丁 宗鐵医師に訊く、病気を防ぐ養生術「江戸時代の健康法を調べると、今よりも優れている点がたくさんある。その本質は『未病のうちに病気を治す』という考え方」こう力説するのは、日本における「漢方」の第一人者、丁宗鐵(てい・むねてつ)医師。現代人が学ぶべき「江戸時代の知恵」、「保険制度が未病を生む」という丁医師の考えを訊いた。
日本の人口減少の一因に、結婚した夫婦の間に子どもができなくなっていることが挙げられる。獨協医科大学埼玉医療センターの泌尿器科主任教授・岡田弘氏の診察室には、男性が原因で不妊となっている夫婦が訪れ、「うまく子作りができない、セックスができない」という悩みは少なくないという。
これから増えるのが忘年会や新年会といった宴会。糖尿病予備軍の人も、そうでない人も、血糖値と体重が気になるのではないだろうか。血糖値をコントロールしながら年末年始を楽しく過ごすコツを、糖尿病外来を中心とした内科クリニックである「駅前つのだクリニック」の角田圭子院長に訊いた。
日本の美容医療は、果たして世界のトップレベルにあるのか――。「第104回日本美容外科学会(JSAS)」の会長を務めた、鎌倉達郎医師に、日本の美容医療の現状と世界の趨勢について聞いた。
アトピー性皮膚炎は非常に厄介な病気である――。この不可解なアトピー性皮膚炎の原因として、患者やその家族の心の問題にいち早く着目し、治療に取り入れているのが須階富士雄医師(芝皮フ科クリニック院長)だ。皮膚の症状と心の問題はどのように関係するのか? 普段の生活でどのような注意をしたらいいのか? 須階医師に話を聞いた。
うつ病を中心とする気分障害の患者数はおよそ111万6000人。もはや国民病とも言えるうつ病だが、じつは生活習慣病に似ているところがある。「健康なときから自身の心と身体の状態に気を配ることで予防することができる」と提唱するのが、国立精神・神経医療研究センター、精神保健研究所の西大輔医師だ。
皮膚の色が抜け落ち、白くなってしまう病気、白斑(尋常性白斑)。マイケル・ジャクソンもこの病気だったことが公表されている。最先端の治療に取り組み、「8割以上の白斑は改善可能と考えている」という新宿皮フ科院長の榎並寿男医師に聞いた。
がん患者への抗がん剤による化学療法は妊孕性(妊娠のしやすさ)を低下させる。がんにより妊娠が難しくなる患者を支援するため、治療前に卵巣を凍結して保存しておく「HOPE(日本卵巣組織凍結保存センター)」が設立された。京野アートクリニック高輪の院長である京野廣一医師に卵巣凍結の仕組みについて訊いた。
<第4の治療>として注目されている「がん免疫療法」。がん免疫療法の最前線で研究を続けてきたエキスパートである昭和大学の角田卓也教授に、その種類と効果、実績などを元に、一般の人が「正しく治療法を選ぶための知識」について訊いた。
メンズヘルスクリニック東京の小林一広院長は頭髪治療のパイオニアとして、抜け毛の予防から発毛治療まで、総合的な頭髪治療を行ってきた。現在、テストステロン(男性ホルモン)の存在に着眼し、AGA(男性型脱毛症)治療だけでなく、男性皮膚治療、男性更年期、前立腺がんのサポート、男性不妊など、男性の外見や内面の健康に関わる様々な治療を行う。
病気の発症やメカニズムには、男女で大きな差がある。そのため、診断や治療法も異なり患者への対応も十分な配慮が必要だ。性差医療にいち早く注目し日本の医療界への導入を進めてきたパイオニア、清風荘病院の天野恵子医師にお話を伺った。
過剰医療を招く一因ともいわれる、わが国の医療機関への「出来高払い制」。国民皆保険制度によって恵まれた医療を享受できる一方、<お薬好き>の国民性も生み出す功罪の両面がある。薬は必要なときに、必要な分だけ――限りある医療資源を有効に使う私たちの賢い選択とは? とりうみ小児科の鳥海佳代子院長に訊く。
重大な事件を犯しても「責任能力を問えない」と判断された精神障害者は、その後どのような処遇を受けているのだろうか? 他害行為を行なった精神障害者の治療を行う「医療観察法病棟」を担当する国立精神・神経医療研究センター第2精神診療部長の平林直次医師に知られざる治療の実情について訊いた。
仕事もプライベートも、パフォーマンスを高く保つのに欠かせないのは健全な睡眠。だが、現代の日本では、睡眠時間を確保できなかったり、うまく眠れない人が急増している。働き盛りのビジネスパーソンとって有効な睡眠をとる秘訣とは? 労働安全衛生総合研究所で睡眠を専門に研究する産業疫学研究グループ部長の高橋正也氏に訊く。
虫歯や歯周病の原因菌が、生活習慣病を引き起こす発症リスクになることがわかっているため、今後は虫歯や歯周病を直接治療するだけに留まらず、「予防医療」の必要性が近年ますます高まってくる。鶴見大学歯学部付属病院では、3DSという治療法を用いて、歯科治療のみならず、全身疾患の予防を目的に画期的な専門外科を開設している。
「5大疾病」のひとつとされ、もはや誰でもかかりうる病気となった精神疾患。その治療は長い期間にわたることが多いため、通院には負担がかかるのが常だった――。そんな精神科の診療をオンラインで行なうことを可能にし、利便性を高めたのが、2016年1月に開院したばかりの新六本木クリニック。画期的なビデオ診療の詳細について、院長の来田誠医師に聞いた。
この10年ぐらいの間に20~30代女性も増えているという。原因はストレスや過度のダイエットによるバランスの崩れなど。そのため生活全般の見直しも必要になっている。女性の薄毛の原因となりやすい人の傾向、病状による治療や最新治療を、銀座HSクリニックの北島渉先生に訊いた。
ASKAや清原和博、高知東生、先日も女優の高樹沙耶が大麻所持の疑いで逮捕され、薬物問題の裾野の広さがあらためて明らかになった。私たちは薬物という問題にどう向きあえばいいのか。「薬物疾患は慢性疾患」であると提唱する国立精神・神経医療研究センター・薬物依存研究部部長で薬物問題の第一人者である松本俊彦医師に訊いた。
全身性エリテマトーデス、リウマチ熱、強皮症、皮膚筋炎および多発性筋炎、結節性多発性動脈周囲炎、関節リウマチなど、患者の大半が女性という膠原病の原因や兆候、症状や治療法について、東京女子医科大学の膠原病リウマチ痛風センターの講師の田中栄一医師に訊いた。
更年期障害といえば40代後半から50代の病気と思われがちだが、20〜30代で同様の症状が現れる「若年性更年期障害」の患者も増えている。その症状と原因、治療、予防について、ポートサイド女性総合クリニック「ビバリータ」院長・清水なほみ医師に訊いた。
うつ病で休職中の社員が、毎日決まった時間に病院に通い、同じうつ病の仲間とともに再発を防ぐためのプログラムを受けることが「うつ病のリワーク」と呼ばれ注目を集めている。
口臭の本当の原因の探求と口臭症克服法の確立で口臭ケアの最先端を走るほんだ歯科・本田俊一院長。日本で初めて開設した「口臭外来」には全国から患者さんが殺到し、独自の口臭症治療法「ほんだ式口臭治療」を実践するクリニックのネットワークも広がりつつある。
東京・表参道にある「足の診療所」は、足の痛みや変形に特化した、日本で初めての足専門クリニック。米国のポダイアトリー(足病学)に基づき、形成外科、整形外科、皮膚科、血管外科などのドクターたちがチーム医療で診療にあたっている。欧米に比べ立ち遅れているという“足の医療”について桑原院長に話を伺った。
世田谷区・下高井戸にある歯科医院「デンタルみつはし」は、“見える治療・診る治療”をコンセプトに、患部を肉眼の約30倍で拡大できる歯科用顕微鏡をいち早く取り入れた最先端の歯科治療を行っている。予防効果も高いと言われる顕微鏡歯科とは?
“健康長寿の島”から“メタボ島”と言われる沖縄。働き盛りの死亡率が全国的に高く、急性心筋梗塞や脳血管疾患で死亡する人が多い。その沖縄で20年以上診療した経験から、肥満、生活習慣病の原因を解明した渡辺医師は、診療で驚くほどの効果をあげている。
1998年、個人のクリニックで初めて鼠蹊ヘルニアの日帰り手術が行われた。執刀したのは、東京・神楽坂の執行(しぎょう)クリニックの執行友成医師。2004年に日本短期滞在外科手術研究会を立ち上げ、“日帰り手術”をキーワードに外科医のネットワークが構築された。
超高齢社会を迎え、クローズアップされているのが「人生ラスト10年問題」。介護を受けたり、医療機関に入ったりする期間をできるだけが短くするためにどうすればいいのか。この問題に正面から取り組む、一般社団法人チーム医療フォーラム代表理事の秋山和宏医師に話を聞く。
妊婦の栄養状態が、子どもの生活習慣病の発症リスクに大きく影響する。子どもたちを、生活習慣病のリスクから守るにはどうしたら良いか? 「成人病(生活習慣病)胎児期発症起源説(DOHaD説)」の第一人者、福岡秀興教授(早稲田大学理工学術院総合研究所)に訊いた。
腸内視鏡検査専門の「新宿大腸クリニック」でこれまで4万件以上という大腸内視鏡検査の実績を持つスペシャリスト。大腸がんは早期発見でほぼ絶滅できるとの思いで、まったく痛くない独自の内視鏡検査「水侵入」も開発した。大腸がんの未来はどうなっていくのか?
「精神科デイケア」という医療形態がある。日本における草分け的存在が「榎本クリニック」(東京都)だ。入院設備を持たず"都会のど真ん中"でデイケアを設ける、榎本クリニックの目指すところは何か?
確実にできる目標を立てて減量する「認知行動療法」を取り入れた「メンタルダイエット」。リバウンドを減らし、およそ7~8割が減量に成功しているという。「メンタルダイエット」の進め方について、関西医科大学健康科学科教授で、同附属病院健康科学センターの木村穰センター長を取材した。
顎関節症は、アゴの関節に関わる病気の中で最も多く、主な原因は、噛み合わせ障害、歯ぎしり、ストレスなど。患者は40代が中心で、全体でも20人に1人が悩んでいるという。大阪歯科大学附属病院の覚道健治院長に治療法と予防、改善のポイントを伺った。
出生前診断の最前線に立つ『胎児クリニック東京』の中村靖院長に、最新の医療事情と妊娠・出産と向き合う多くのお母さんやご家族に向けて、正確な情報を届けることの意味を伺った。
人ごとではない、「介護による離職」を食い止めるには、どうしたらよいのか?疲弊する介護者をサポートする介護者サポートネットワークセンター アラジン理事長 牧野史子氏インタビュー。
がん治療は第一選択がその後の人生を変える! 自身のがん治療経験を生かし、「がん治療における消費生活センターのようなものができないか」と考えて「市民のためのがん治療の会」を2004年に設立。セカンドオピニオンの斡旋や、がん治療に関する普及啓発活動、医療環境整備の政策提言などを行っている。
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前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』
毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。
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