「難波紘二」の記事一覧

難波紘二(なんば・こうじ)

広島大学名誉教授。1941年、広島市生まれ。広島大学医学部大学院博士課程修了。呉共済病院で臨床病理科初代科長として勤務。NIH国際奨学生に選ばれ、米国NIHCancerCenterの病理部に2年間留学し血液病理学を研鑽。広島大学総合科学部教授となり、倫理学、生命倫理学へも研究の幅を広げ、現在、広島大学名誉教授。自宅に「鹿鳴荘病理研究所」を設立。2006年に起こった病気腎移植問題では、容認派として発言し注目される。著書に『歴史のなかの性―性倫理の歴史(改訂版)』(渓水社、1994)、『生と死のおきて 生命倫理の基本問題を考える』(渓水社、2001)、『覚悟としての死生学』(文春新書、2004)、『誰がアレクサンドロスを殺したのか?』(岩波書店、2007)などがある。広島大学総合科学部101冊の本プロジェクト編『大学新入生に薦める101冊の本』(岩波書店、2005)では、編集代表を務めた。

難波紘二

馬鹿な信仰〝 血液型性格論〟はこうして形成されてきた~戦後ブームを検証!

最近のこと、近江、越前、伊豆に旅行したところ、至るところの神社に「血液型占い」のお神籤の自販機があるのに驚いた。ABO式の自分の血液型と誕生月が一致する所にあるコイン入れに100円硬貨を入れると、お神籤が出るようになっている。 血液型ブームは「占い」の領域にまでひろがっ…続きを読む

馬鹿な信仰〝 血液型性格論〟はこうして形成されてきた~戦後ブームを検証!

馬鹿な信仰 〝血液型性格論〟はこうして形成されてきた

「血液型」というと日本ではABO式しか思い浮かべられない人が多い。そうなるのは、次に重要なRh式が日本人ではほとんど陽性で、差がないからである。日本人の99.5%はRh+だが、ごくまれに Rh−の人がいる。 日本では「血液型」と呼んでいるが、国際的にはBlood Gro…続きを読む

馬鹿な信仰 〝血液型性格論〟はこうして形成されてきた

ネットで話題「血液型と性格にはやはり相関性がある」の論文を徹底検証

昨年、“血液型と性格にはやはり相関性がある”とネットで大きな話題となった、弘前大精神科・土嶺章子(特別研究員)らによる「PLOS one」掲載論文「健常日本人におけるABO血液型と人格特性【注1】」の内容を検討したい。 米NIHの論文検索エンジン「PubMed」によると…続きを読む

ネットで話題「血液型と性格にはやはり相関性がある」の論文を徹底検証

日本の常識は世界の非常識!? 血液型と性格の関係を未だに信じるバカがいる!

「幽霊の正体見たり、枯れ尾花」という。2014年4月、「STAP細胞はありまーす」と小保方晴子氏は宣言したが、STAP幹細胞とされたものは、遺伝子解析の結果、マウス胚由来のES細胞であり、しかも特徴的な染色体異常があることから、「若山研」から盗まれた細胞株だと確定した。小保…続きを読む

日本の常識は世界の非常識!? 血液型と性格の関係を未だに信じるバカがいる! 

「海外人体解剖実習ツアー」が盛況の訳 コメディカルの質の担保に不可欠!?

山口県宇部市にある「ティーズクリエイト」という会社が国立インドネシア大学と提携して、日本人の鍼灸師、柔道整復師、理学療法士、看護師、薬剤師などを対象に「人体解剖実習ツアー」を開始したところ、好評だという。他にも、各地に別の業者が企画する同様な「海外人体解剖実習」セミナーが多…続きを読む

 「海外人体解剖実習ツアー」が盛況の訳 コメディカルの質の担保に不可欠!?

"線虫でがんを早期発見"は、第2のSTAP細胞騒動にならないか!?

「線虫:尿でがん識別...患者のにおい好み近寄る」(3月12日付毎日新聞)、「がんを尿の匂いで発見...九大など、線虫を利用」(同日付 読売新聞)、古館伊知郎の「報道ステーション」など、線虫が胃がん病変部に選択的に吸着するという情報を取りあげていた。 元九州大学外科で犬…続きを読む

2014年最大の茶番劇、STAP細胞騒動をまとめる その2

2014年最大の茶番劇、STAP細胞騒動をまとめる その1 はこちら あきれた。言論の自由への抑圧うんぬんをいう前に、言える自由があるのに、新聞がいうべきことを言っていないではないか。STAP問題の責任についてだ。たまりかねて発言することにした。 今年1月の記者会見で…続きを読む

2014年最大の茶番劇、STAP細胞騒動をまとめる その2

2014年最大の茶番劇、STAP細胞騒動をまとめる その1

Title:Acid bath offers easy path to stem cellsAuthor:David CyranoskiPublication:Nature NewsPublisher:Nature Publishing GroupDate:Jan 29,…続きを読む

2014年最大の茶番劇、STAP細胞騒動をまとめる その1
子どもが発熱してもあわてない! 薬を減らして免疫力を育てよう
インタビュー「飲むべきか、飲まざるべきか、それが薬の大問題」第1回・とりうみ小児科院長・鳥海佳代子医師

過剰医療を招く一因ともいわれる、わが国の医療機関への「出来高払い制」。国民皆保険制度によって恵まれた医療を享受できる一方、<お薬好き>の国民性も生み出す功罪の両面がある。薬は必要なときに、必要な分だけ――限りある医療資源を有効に使う私たちの賢い選択とは? とりうみ小児科の鳥海佳代子院長に訊く。

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

日本中毒学会評議員(同学会クリニカルトキシコロジ…

横山隆

理学療法士。日本で数年勤務した後、豪・Curti…

三木貴弘