なぜ人は逆走してしまうのか? 高速道路での逆走事故は死亡率が13%

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なぜ人は逆走してしまうのか?

①ミス通過した先に都合よくV字左折で下れそうなレーンが見えたので、そのレーンから降りる。

②徐々に減速(あるいは路側帯にいったん止めて)、後続車が来ないタイミングを狙ってUターンし、出口地点まで戻ったら再度Uターンしてから下る。

③ミスに即気づき通過距離も僅かだった場合は、車体をバックさせて出口まで戻り、事なきを得る。

③(誤って早く降りかけた場合は)後続車に十分注意を払い、料金所手前の車線上でUターンしてから出口地点をV字左折し、目的地への本線に戻る。

 正解は当然、全部が大NG!  ①は入口車線の逆走、②は本線上の逆走、③④も同様、後続車が来る/来ないの問題ではなく、高速道路は「一方通行」「バック&Uターン厳禁」の規則にいずれもが違反しているからだ。翻せば、上記例(①~④)が「およそ2日に1回」発生の主な逆走理由なのだ。

 他にも、⑤入口料金所を通過後に対面の「出口車線」を逆走してしまったり、⑥SA/PAの入口を出口と間違えて走行したり、⑦SA/PA利用後の出口から(左折でまんま合流すべきところを)、行き先(進行方向)を間違って右折して本線を逆走してしまう例もあるそうな。

 とどのつまり、「上の道」特有の高速走行下での思わぬミスが焦り(咄嗟の判断)につながり、半ば思考停止状態が次の重大ミスをうむのだろう。

 一般道路上と同様、高速道路上の死亡事故も、原因や事情はさまざま。しかし、平成23~27年の集計(高速道路会社調べ)によるデータ「高速道路会社が管理する高速道路の状況」が明かした数値には驚きを隠せない。

 高速道路上の事故が結果、「死亡事故となる割合」は事故全体が0.3%なのに対し、逆走事故事案の場合は13%と、前者の実に「約40倍」強もの高確率が示されているのだ。

 ところで、日常的にも人一倍「上の道」を利用されているという方に最後の質問。あなたは高速道路上で「逆走防止装置」ないしは「止まれ!逆走です」という標語&イラストイラスト入りの看板を見かけたことがありますか? 「イエス!」と答えたアナタ、過去に逆走したでしょう! アウト!
(文=編集部)

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