下肢静脈瘤のある人はエコノミークラス症候群のリスクが5倍以上!

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まだ不明な点も残るが治療方法も進化している

 ただし、今回の研究では下肢静脈瘤が血栓の原因となっているのか、あるいは血栓のリスクを直接高めているのかどうかについては明らかにされていない。Chang氏は「下肢静脈瘤と疾患リスクとの関連については不明な点が多いため、今後そうした関連について解明することは重要だ」としている。

 また、今回の研究は保険請求データを用いているため、「研究結果が当てはまるのは治療を必要とする重度の下肢静脈瘤患者に限定される可能性もある」とChang氏らは説明している。

 専門家の一人で米レノックス・ヒル病院の心血管インターベンション治療医であるMaja Zaric氏は、「下肢静脈瘤は世界的に極めて有病率の高い疾患であるため、今後の研究では下肢静脈瘤が炎症や血栓形成にもたらす影響やDVTとの関連について詳細に調べる必要がある」と指摘。

 さらに「DVTやPEによる疾病負担を考慮すると、下肢静脈瘤患者の中でも特にリスクの高いのはどのような患者か、また重度の合併症を予防するためにはどの程度積極的かつ早期に治療を実施すべきなのかについても明らかにすべきだ」と話している。

 治療に前向きな人は、これまで当サイトでは下肢静脈瘤の「日帰り手術」や最新の「グルー治療(ベノクローズ)」も紹介しているので、専門医に相談してほしい。
(文=編集部)

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