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移動疲れをいやす "指圧&ストレッチ"! 「イタ気持ちいい」でエコノミークラス症候群も予防

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 旅行や行楽など、遠方に出かけることが増えるこのシーズン。長距離ドライブや長時間の移動は、気づかぬうちに「エコノミークラス症候群」の危険を高める。エコノミークラス症候群は、航空機のエコノミークラスの狭い座席に搭乗した乗客に多く発生することから名付けられた。

 ついつい水分補給を怠り、体内の血液がドロドロになって血栓ができやすい状態に。加えて、長時間の同じ姿勢が、脚の裏側に静脈血栓ができることを誘発。エコノミークラス症候群は、その血栓が肺の血管につまり呼吸困難などを引き起こすのだ。

 こまめな水分補給や移動の休憩をとっても、長距離ドライブや渋滞時の車内環境はエコノミークラス症候群だけでなく、疲労の蓄積にもつながる。

 そこで、疲労を翌日に持ち越さないためにも、簡単にできる「指圧&ストレッチ」をオススメしたい。なるべく履物や靴下は脱ぎ、皮膚を直接指圧しよう。

 座った状態でもできる「指圧&ストレッチ」を紹介しよう。まず、左足を曲げ、左足の外くるぶしが右足の太ももの真上に当たるように乗せる。左外くるぶしで右大腿直筋が「指圧」される。部位によっては痛く感じるところがあるかもしれない。それは大腿直筋が疲れ、硬くなっているからだ。

 この姿勢で前かがみになると、より外くるぶしに圧がかかる。曲げた左足の付け根、股関節から臀部も伸ばされて、心地よいストレッチになる。

 そして、左足の「脛骨」の内側に右親指当て、それに左親指を添える。左右の手で脛骨をつかむようにして、膝下からくるぶし(8~10カ所)の間をリズミカルに親指で押す。これを5~6回繰り返す。

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土踏まずにある「湧泉」

 そのまま、左足の内くるぶしの周りをゆっくり指圧。少し痛みを感じるところが、エコノミークラス症候群の予防ポイント。さらに「土踏まず」まで押し進める。かかとには「照海」、土踏まずには「湧泉」というツボがある。そこも意識して押してみよう。

 左手は足首を握り、右手で足先を握る。足首がよく廻るように外廻しをゆっくり大きく廻すようにします。次に内回しを各10回。

 左手指は足の甲側、親指は土踏まずにあてて握る。右手で左足の親指を外側に5回、内側に5回回す。同じ要領で順に5本の足指を全て回す。  
最後に両手の親指を重ねて土踏まず(湧泉)を10回押す。

 この一連の指圧を逆の足でも行う。

足の疲れは「足三里」を指圧

 脛骨外側の筋肉はいちばん使われて疲れがちなところ。両手の4指で包むように握り、両親指を重ねて少し強めに指圧しよう。5~6回繰り返し指圧する。(左が終わったら右足)。

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芭蕉もお灸をすえた「足三里」

 「足三里(あしのさんり)」は強めに2~3回指圧する。膝の外側、お皿の下から指4本分下がった、いちばんくぼんでいるところ。向こうずねの外側だ。

 足三里は、『奥の細道』で芭蕉が旅に出る前にお灸をすえていたことでも有名だ。昔は三里歩いたらここにお灸をして、歩き出したといわれている。紹介した指圧&ストレッチで足のだるさから解消してもらいたい。
(文=編集部)

 
(監修・アドバイス)
佐々木重雄(ささき しげお)
浪越指圧浅草橋センター院長

昭和43年、日本指圧学校のファミリー指圧を習得。浪越徳治郎氏より指導を受ける。「指圧」の創始者である浪越氏は、吉田茂元首相をはじめ歴代総理大臣11人を指圧。女優マリリン・モンローや世界的俳優の早川雪舟、元ボクシング世界ヘビー級チャンピオン・モハメッド・アリなど数多くの著名人の健康に寄与した。同46年、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。浪越指圧名古屋センター主任、同新宿センター主任、浪越指圧本部センター主任を歴任。平成4年、浪越指圧浅草橋センターを譲り受け独立。これまで*万人に指圧を施してきた。厚生労働省認定・柔道整復専科教員。

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