下肢静脈瘤は「血管の老化現象」!静脈をアンチエイジングする「足し算」の食事法とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
下肢静脈瘤は「血管の老化現象」!静脈をアンチエイジングする「足し算」の食事法とは?の画像1

下肢静脈瘤を食事で改善できる!(depositphotos.com)

 下肢静脈瘤というと、その患部の血管だけの問題だと思いがちだが、実は静脈全体が機能低下している可能性がある。実際、静脈瘤を持つ人の血管は非常に弱く、伸びきっているケースが多いという。また目に見える静脈瘤がなくても深部静脈の流れが悪くなっているなど、「隠れ下肢静脈瘤」が生じている場合も多い。

 こうした「静脈の老化」は、食事で必要な栄養素を摂るなど、セルフケアで予防・改善できることが国内外の研究結果で明らかになってきている。日本ではほとんど語られてこなかった、静脈を若々しく保ち、下肢静脈瘤を予防・改善する栄養素を紹介する。

従来の「引き算」の食事療法から「足し算」の食事療法へ

 『下肢静脈瘤が消えていく食事』(マキノ出版)を上梓した北青山Dクリニック(東京都・渋谷区)の阿保義久院長に、血管内皮の酸化や炎症を防いだり、血液をさらさらにしたりする栄養素について詳しく話を聞いた。

下肢静脈瘤は「血管の老化現象」!静脈をアンチエイジングする「足し算」の食事法とは?の画像2

『下肢静脈瘤が消えていく食事』(マキノ出版)

 阿保院長は「血管の健康というと『動物性脂肪は摂り過ぎない方がいい』『糖質や塩分は控えめに』など動脈硬化の予防について語るものが多い。いわば『引き算』の食事療法」だという。


 しかし「一方の静脈は、動脈硬化の危険因子である高血圧や高血糖、脂質異常症などはあまり関与しておらず、老化を予防するには、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなど静脈を強化するための栄養素を補充することが重要となる。いってみれば『足し算』の発想だ」と語る。

年末年始の血糖コントロール~「1日3食欠かさず食べる」の思い込みは捨てよう!
インタビュー「血糖値を上手にコントロールする年末年始の過ごし方」前編:角田圭子医師(駅前つのだクリニック院長)

これから増えるのが忘年会や新年会といった宴会。糖尿病予備軍の人も、そうでない人も、血糖値と体重が気になるのではないだろうか。血糖値をコントロールしながら年末年始を楽しく過ごすコツを、糖尿病外来を中心とした内科クリニックである「駅前つのだクリニック」の角田圭子院長にそのコツを訊いた。

Doctors Select

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真

小笠原クリニック札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認…

横山隆

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫