カーリングや将棋で注目の「おやつタイム」は脳の働き方改革か?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Depositphotos_85658108_s-2015.jpg

「おやつ」は脳の働き方改革か?(depositphotos.com)

 平昌オリンピックで話題になった「おやつタイム」。熱戦を見せるカーリングのハーフタイムに選手たちが口にする果物などのおやつにも、視聴者の興味が注がれた。
 
 カーリング女子日本代表がハーフタイムに食べたチーズケーキ「赤いサイロ」は、製造元・「清月」に注文が殺到して通販サイトでの受注を停止したほどだ。

 <氷上のチェス>と称されるカーリングは、長時間にわたる頭脳戦で心身が消耗するため、ハーフタイムに栄養補給をしながら作戦会議を行う。まるで女子会のようなカーリング女子のキュートな様子とあいまって、この「おやつタイム」を楽しみにしているファンは少なくない。

 試合を放送するNHKでは、カーリング女子の初の準決勝進出が決まる大一番を前に、わざわざ「おやつタイム」は5エンド後であることを告知するなど、その注目の高さがうかがえる。

「おやつタイム」の和み効果

 カーリングは10エンドまで勝敗が競われる長時間競技だ。しかも「氷上のチェス」との別名が物語るとおり、緻密で繊細な技術力かつ大胆な勇気と戦略が問われ、体力・精神力、双方の強靭さが問われる戦いだ。

 そこで折り返しの5エンド終了後にハーフタイム(7分間)が設けられており、前半で奮闘した選手陣は後半の戦略会議を兼ねて、体力回復を図るべく水分や糖分の補給など、重要な時間帯として、このひと時を過ごす。 

 この正式名称「デッドタイム」という7分間が、競技場に居合わせた観衆の中から別名「おやつタイム」とキュートに命名されたのは、ソルトレーク五輪時(2002年)らしい。次のトリノ五輪時(2006年)には一般的にもかなり浸透していたというから面白い。

 カーリング女子のOAR戦(結果は世界3位の格上を撃破!)のNHK中継では、フィギュアスケート王者・羽生結弦選手のインタビューを流したため「おやつタイム」がカットに……。

 直後からネット上には、怒りの見解や疑問視する声が次々と投げ込まれ、善後策なのかNHKはツィッター上で「おやつタイム中」の日本代表動画を無料配信する顚末となったのだ。

こうして、競技する側も観る側も、それぞれにとって「重要で大切な」おやつタイムであるが、後者(視聴者)の関心の高さでの先行例を挙げるならば、史上最年少で「第11回朝日杯将棋オープン戦」を優勝した藤井聡太棋士の活躍で盛り上がる将棋である。

睡眠障害治療の新たな幕開け!個人に必要な睡眠の「量」と「質」を決める遺伝子を探せ
インタビュー「睡眠障害治療の最前線」後編:筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構・佐藤誠教授

前編『『人間の「脳」は7時間程度の睡眠が必要! 本当のショートスリーパーは100人に1人程度!?』』

ひとくちに睡眠障害といっても、さまざまな症状がある。1990年代後半から脳内に眠気を誘う「睡眠物質」を探す研究にスポットライトが当たり、2018年からは睡眠の質と量を決める遺伝子の解析も進められている。今回は睡眠障害について、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の佐藤誠教授に話しを聞いた。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

医療法人社団 三喜会 理事長、鶴巻温泉病院院長。…

鈴木龍太

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫

小笠原記念札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリ…

横山隆