この方法で背筋と腹筋を同時に鍛える
うつ伏せの状態から、つま先と肘を立てて身体を浮かす
すると腹筋が等尺性収縮を起こし、腹筋の力が弱ければ、これだけで<お腹がプルプルしてくる>はずだ。
この運動の良いところは、背筋や他の体幹筋も同時に鍛えることが可能なことだ。腹筋と背筋のアンバランスは腰痛の原因になるため、このように背筋と腹筋を同時に収縮させるエクササイズは、腰痛対策でも有効である。
<足上げ運動>も効果的
等尺性収縮を用いないが、オススメしたいのは「足を動かして腹筋を鍛える」エクササイズだ。
仰向けに寝て、両足を45度くらいまでゆっくりと上げ、そこで5秒キープ。そしてゆっくりと下ろす
これだけでも、腹筋に負荷がかかるのを実感できる。先ほどの「プランク」よりも、ハードな負荷を感じるはず。しかし、腰を丸めたりしないので腰への負担は少ない。
注意事項として腹筋が弱い人が行うと、足を下ろす時に腰がそってしまうことがあるので、そうなると腰を痛める可能性が出てきてしまう。その場合は、足の上げる角度を少なくし、簡単な負荷から行うことをおすすめする。
(文=三木貴弘)