病院で病気をもらわないために……子どもに待合室のぬいぐるみは触らせないで

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

医療費助成が理由? 安易な子どもの受診

 子育て真っ最中の筆者の個人的な印象ではあるが、子どもを小児科に受診させる際に、自宅から絵本やおもちゃを持参する親は、日本ではごく少数。咳込んでいる子でもマスクを着けさせていない例が、しばしば見受けられた。

 子どもの医療費を市区町村が助成して、小児科を受診した際に窓口負担がほとんどないケースも多い。目に見える金銭の支払いが少ないために、軽症の子でも親が気楽に小児科に連れて来ているのかもしれない。

 しかし、冒頭でも述べたが、病院の待合室にはウイルスや細菌といった病原体がウジャウジャいる。さらなる病原体をまき散らさない気配りや、感染から子どもを守る覚悟が親には必要ではないだろうか。小児科医も、普段から親が子の体調を把握して、受診するかどうかを見極めてほしいと語っている(参考:子どもが発熱してもあわてない! 薬を減らして免疫力を育てよう)。

 これから風邪のシーズンに入っていくが、我が子が病気に感染するリスクを減らすため、そして緊急性の高い子どもたちの待ち時間を減らすためにも、「子どもを受診させる」意味をしっかりと考えたい。
(文=森真希)

森真希(もり・まき)
医療・教育ジャーナリスト。大学卒業後、出版社に21年間勤務し、月刊誌編集者として医療・健康・教育の分野で多岐にわたって取材を行う。2015年に独立し、同テーマで執筆活動と情報発信を続けている。

HIVも予防できる 知っておくべき性感染症の検査と治療&予防法
世界的に増加する性感染症の実態 後編 あおぞらクリニック新橋院内田千秋院長

前編『コロナだけじゃない。世界中で毎年新たに3億7000万人超の性感染症』

毎年世界中で3億7000万人超の感染者があると言われる性感染症。しかも増加の傾向にある。性感染症専門のクリニックとしてその予防、検査、治療に取り組む内田千秋院長にお話を伺った。

nobiletin_amino_plus_bannar_300.jpg
Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

あおぞらクリニック新橋院院長。1967年、大阪市…

内田千秋

(医)スターセルアライアンス スタークリニック …

竹島昌栄

ジャーナリスト、一般社団法人日本サプリメント協会…

後藤典子