あえて前髪を短くカット、ランダムなパーマをプラス
BEFORE
左右の生え際が薄くなっている状態。髪にコシがなくなっているため、中央に垂れる前髪も弱々しくクセが出てきている。
AFTER①
あえてマッシュ型に前髪を短くカットし、重さを加えてからランダムなパーマをプラス。程よくM字部分が隠れ、おしゃれショートに大変身。
AFTER②
横から見るとこんな感じ。実は短くカットしたほうが、毛流れの安定感が保てるので透けにくい。また、トップの毛を上手くパーマで重ねてミルフィーユ状にすることで、薄い生え際を完璧にカバーできる。
6:3分けでサイドの薄毛をカモフラージュも……
BEFORE
生え際全体が薄くなっているが、他の部分の毛量はあるため6:3で分けてサイドの薄毛をカモフラージュ。逆に中央が目立ってしまい不自然に……。
AFTER
フロント部分にカットで厚みを加えてから額~顔周りを中心にウェーブをプラス。丸みが重なることでボリュームも出るので、額の悩みなど全くわからない仕上がりに。
いかがだろうか?「薄毛なのにパーマをかけて大丈夫?」と不安を抱く人もいるが、「薬剤の進化や前処理剤の選び方でダメージはかなり軽減されるのでご安心を」とDAISUKEさん。
悶々と悩むぐらいなら、思い切ってヘアチェンジをに挑戦してみてはいかがだろうか。
(文=小澤佐知子)
小澤佐知子(おざわ さちこ)
美容ライター。小学館・学研で外部編集者を経験した後、出産を機にフリーランスに転身。以後、美容ライターとして計50誌以上で取材、執筆を行う。現在はヘアケア・ヘアデザインなど「髪」に関する記事の企画・構成・取材を中心に活動。雑誌や書籍以外に、Webサイトでコラムやインタビューの連載を持つ。東京都内のヘアサロンの「ビジュアル監修アドバイザー」として非常勤役員も務める。
協力:ヘアサロン「MAGNOLiA omotesando」(TEL:03-6451-1540)
ホームページ:http://www.hairmake-magnolia.co.jp/smart/