「オシッコの我慢はカラダに悪い」は間違い! 頻尿対策は溜めて出す<快感オシッコ>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
383851915.jpg

尿は十分に溜めてから出す!(shutterstock.com)

 冬が近づき寒くなるにつれて、<トイレが近くなってきた>とお困りの人も多いのではないだろうか。

 さっきトイレに行ったのに、またすぐに行きたくなる。1回の排尿量が少なく、「ちょろちょろ」と出るばかりですっきりしない。それでいて何回も行ってしまう――。

 そんな悩みは、男性の場合も、かなりの割合で共有されているものらしい。

加齢とともに増える「排尿回数」と「失禁」の悩み

 ユニ・チャームが今年10月に明らかにした、男性の「トイレ事情・ちょいモレ事情」に関する調査結果によると、男性の1日あたりの排尿回数は平均6.8回。

 その内訳を見てみると、20代は平均6.0回、30代は6.9回、40代は7.0回、50代は7.3回。世代が上がるにつれて、平均回数が増加することははっきりしている。

 また、以前と比べて排尿の「キレ」が悪くなったという実感があるか尋ねたところ、6割以上が「ある」と回答。20代でも過半数がキレの悪さを実感し、20代の3人に2人が「残尿感」があるという結果が出ている。

 年齢を重ねると、失禁の悩みもつきまとう。経済産業省が主催したイベント「Innovative Technologies2016」では、電気通信大学の「失禁研究会」が開発した「失禁体験装置」が特別賞を受賞。腹巻き型や椅子型のデバイス、ネッククッションで、膀胱の圧迫や排尿の暖かさ、体温低下等を実感してもらおうというものだ。

 多くの人が感じているトイレの悩みだが、なかでも排尿が1日10回以上を超えると、「頻尿」とされることが多い。

 もっとも、これ以上の回数でも本人が不快感や生活の支障を感じていなければ問題はないそうだが、仕事に差し支えたり、常に不快感があるような場合は、前立腺肥大症過活動膀胱といった病気の可能性を疑う必要も生じてくる。

<和温療法>は医療の基本 女性の更年期障害・不定愁訴を大幅に改善
インタビュー「性差医療をめぐって」第3回 静風荘病院・天野恵子医師

「性差医療」のパイオニアである天野恵子医師(静風荘病院・埼玉県新座市)へのインタビュー第3回は、現在、天野医師が最も注目している療法のひとつである「和温療法」について伺う。
第1回<性差医療>っていったい何? 心筋梗塞や動脈硬化でも男女で症状に違いがある!
第2回 全国の「女性外来」の共通のモットーは「紹介状は不要」「症状は問わない」「初診に30分かける」」

2017年4月より、はるひ呼吸器病院(愛知県)病…

堤寛

大阪大学大学院言語文化研究科教授。米国ウィスコン…

杉田米行

大阪市内のクリニック勤務。1987年 産業医科大…

吉田尚弘