連載「乳酸菌で腸内環境を改善、がんも予防!」第19回

口臭の原因となる歯周病は「乳酸菌」で防ぐ! 虫歯予防にも絶大な効果アリ

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歯周病予防だけでなく、虫歯予防にも有効な乳酸菌

 虫歯を作るのは、歯周病菌とはまた違った「ミュータンス菌」という悪玉菌だ。ミュータンス菌は、砂糖をもとにして不溶性グルカンというベトベトした糊のような物質を作り出し、自分の体を歯の表面に付着させて増殖を始める。

 乳酸菌を服用すると、この不溶性グルカンが明らかに減少することが臨床実験で証明されている。不溶性グルカンが作り出されなければ、虫歯菌が長時間、歯に付着することができなくなり、虫歯の発生そのものが抑制されることとなる。乳酸菌は歯周病だけでなく虫歯予防にも有効というわけだ。

 歯周病や虫歯を防ぐためには毎日の歯磨きが欠かせないが、乳酸菌はオーラルケアにも強い味方となってくれる。虫歯予防のためにLS1菌などの入ったヨーグルトで歯磨きをする方法もあるが、最近はタブレットなども販売されているので上手に活用したい。


連載「乳酸菌で腸内環境を改善、がんも予防!」バックナンバー

後藤利夫(ごとう・としお)

新宿大腸クリニック院長。1988年、東京大学医学部卒業。92年、東京大学附属病院内科助手。「大腸がん撲滅」を目標に独自の無麻酔・無痛大腸内視鏡検査法を開発。大腸内視鏡40000件以上無事故の大腸内視鏡のマイスター医師。一般社団法人・食と健康協会顧問。著作に『あなたの知らない乳酸菌力』(小学館)、『その便秘こそ大腸ガンの黄信号』(祥伝社)、『腸イキイキ健康法』(主婦と生活社)、『腸をきれいにする特効法101』(主婦と生活社)、『腸いきいき健康ジュース』など多数。大腸がんのインターネット無料相談も実施中。
新宿大腸クリニック
公式HP http://www.daicho-clinic.com

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後藤利夫
胃の不快感の多くは実は「機能性ディスペプシア」という病気
日本初の『胃弱外来』開設」後編:巣鴨駅前胃腸内科クリニック・神谷雄介院長

前編『大病院を転々した末にたどり着く「胃弱外来」 初診から約1カ月で8割の患者の症状が改善』

胃痛やもたれ、むかつきなどの症状があっても、検査の結果異常がないと診断され悩みを抱える患者さんが少なくない。こうした胃の悩みを抱える人たちのために開設したのが胃弱外来。患者さんの多くは新しく認知された『機能性ディスペプシア』や『胃食道逆流炎症』などの疾患だ。その具体的な治療法について話を伺った。

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