つんく♂さんのように“声を失う”ことも
が、不幸にも悪性の場合、つんく♂さん(47)のように声帯を全摘出して声を失い、QOL(生活の質)が著しく損なわれる。
同根(=重喫煙)の肺がんリスクが高まるブリンクマン指数も600、その治療法は日進月歩であるが5年生存率(治癒率)はいまだ30%が実態だ。
最近は受動喫煙の怖さ(認識)も浸透し、副流煙を意識的に避ける人々の光景も珍しくなくなった。紫煙が含む化学物質が約4000種、有害物質が約200種、発がん性物質が60種以上という報告もあり、そのリスクに改めて怖さが募る。
当人のみに留まらない健康被害
過去にも当サイトでは、受動喫煙は子供の虫歯にまで影響を及ぼし、その発症リスクは最大で2.14倍(http://healthpress.jp/2015/11/214.html)。あるいは男性の歯周病リスクが喫煙よりも受動喫煙のほうが3倍以上(http://healthpress.jp/2015/09/3-7.html)という情報を紹介した。
さらには、人間だけにとどまらず、同居する可愛いペットにも、「ちょっと一服」が及ぼす深刻な健康問題にも触れた。(http://healthpress.jp/2016/01/post-2206.html)
いずれにしても、喫煙は周囲にまでおよぶ健康被害リスクだ。ひとつの目安となるブリンクマン指数も、当然ながら600以下はOKという基準値ではない。今回の一件でセカオザは、果たして禁煙、減煙に踏み切ることができるのだろうか?
(文=編集部)