連載「“国民病”腰痛の8割以上はなぜ治らないのか?」第10回

その腰痛、“足のシビレ”ありませんか? 実は腰以外の痛みに疑われる別の疾患

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 もし、足がしびれたり痛みが出たりするタイプの腰痛が生じたら、どの動作でしびれが悪化するのか、どの動きで楽になるのを考えてみよう。

 また、動いていなくても自分の立っている姿勢が、もしかしたら反り腰になっているかもしれないし、逆に丸まっているかもしれない。動作だけではなく、姿勢にも注意する必要がある。

 しびれや痛みが悪化する動作や姿勢を自分で把握できれば、ある程度自分でこコントロールすることが可能になるはずであり、それは腰痛に対する過度な恐怖心を減らすことにもつながる。

 まとめると、下半身がしびれたり痛みが出ている場合、それは脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアのような、しびれを伴う腰痛の可能性がある。それには姿勢や動作が深く関わっている。思い当たる症状があれば、一度近くの医療機関で医師や理学療法士に診てもらうことをお勧めする。


連載「“国民病”腰痛の8割以上はなぜ治らないのか?」のバックナンバー

三木貴弘(みき・たかひろ)

理学療法士。日本で数年勤務した後、豪・Curtin大学に留学。オーストラリアで最新の理学療法を学ぶ。2014年に帰国。現在は、医療機関(札幌市)にて理学療法士として勤務。一般の人に対して、正しい医療知識をわかりやすく伝えるために執筆活動にも力を入れている。お問い合わせ、執筆依頼はcontact.mikitaka@gmail.comまで。

三木貴弘の記事一覧

三木貴弘
胃の不快感の多くは実は「機能性ディスペプシア」という病気
日本初の『胃弱外来』開設」後編:巣鴨駅前胃腸内科クリニック・神谷雄介院長

前編『大病院を転々した末にたどり着く「胃弱外来」 初診から約1カ月で8割の患者の症状が改善』

胃痛やもたれ、むかつきなどの症状があっても、検査の結果異常がないと診断され悩みを抱える患者さんが少なくない。こうした胃の悩みを抱える人たちのために開設したのが胃弱外来。患者さんの多くは新しく認知された『機能性ディスペプシア』や『胃食道逆流炎症』などの疾患だ。その具体的な治療法について話を伺った。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

フィットネスアドバイザー。JT東京男子バレーボー…

村上勇

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

医療法人社団 三喜会 理事長、鶴巻温泉病院院長。…

鈴木龍太