日本人の65%は運動不足! 「尾木ママ転倒」で改めて考える筋力アップの習慣

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ヒント3:足裏の感性を磨く

 ヒトは足の裏で、床面や地面の材質、凸凹、高さ、傾斜などを感知し、足の運び方や姿勢を調整して歩いている。足指を力強く使えば、この感性を磨くことができ、また足全体の筋肉が発達し、足のアーチ構造の形成がうながされる。

 つまり転倒しにくくなるのだ。足指を使うためには、家の中ではなるべく裸足ですごし、外出時は足指を閉じ込めない下駄、ビーチサンダル、五本指靴下などを履くとよい。

ヒント4:こまめに水を飲む

 ヒトの体は、水からできているといっても過言ではない。ヒトを形づくるのは100兆個あまりの細胞だが、細胞の85%は水なのだ。水は各細胞に血液や酸素、栄養を運ぶために不可欠で、体温を一定に保つ働きもある。そこで水分が不足し、脱水状態になると体に変調をきたし、転倒しやすくなる。

 成人が1日に必要な水の量は2500ml。食事で約1000ml、さらに食物を分解しエネルギーに変える化学反応(代謝)で300~350mlが作られる。そこで、残り1200mlは補給する必要があるのだ。目覚めの一杯、就寝前の一杯を基本に、さらに日中こまめに水をとるようにしよう。

 このように、筋肉を鍛え転倒を予防するためには、日常生活の過ごしかたから変えていく必要がある。スポーツを行わずとも、心がけ次第で、筋力アップの習慣づくりは可能だ。
(文=編集部)

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医療法人社団 三喜会 理事長、鶴巻温泉病院院長。…

鈴木龍太

フリージャーナリスト。1949年、東京都生れ。法…

郡司和夫

小笠原記念札幌病院腎臓内科。日本中毒学会認定クリ…

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