狩猟採集民族は日本人と同じ"超短時間"睡眠、しかし不眠症はいない!?

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 ところが一方で、これらの狩猟採集民の間では、米国ではよくみられる慢性的な不眠症という問題がほとんどみられないこともわかった。これを重要な知見だと考え、Siegel氏は「彼らをとりまく自然環境のさまざまな側面を取り入れることが、米国人口の20%以上が悩む不眠症をはじめ、特定の睡眠障害の治療に有効と考えられる」と述べている。

 当サイトでも睡眠に関するデータや問題について触れてきた。「眠れない脳が悲鳴を上げる? 睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円!」「睡眠不足による体力低下は、実際に風邪を引きやすくする!」「自殺者の平均睡眠時間は5時間。睡眠不足が自殺を引き起こしてしまう!?」「眠れない、眠りが浅い、眠りたくない...... 世界一短い日本人の睡眠時間、あなたは大丈夫?」など。

 今回の研究で興味深いのは、狩猟採集民族は日本人と同じ"超短時間"睡眠でありながら、不眠症という問題がほとんどないという点だ。時間は短くとも「眠りの質」が高い。

 昨今、睡眠にも大きくかかわる「サーカディアンリズム(概日リズム)」を乱すといわれているのが「ブルーライト」。スマホやPC、タブレット端末、街中に溢れるネオンや灯り……。LEDの普及や使用時間の増加で、日常生活でのブルーライトの暴露量は年々増えている。ひよっとしたら、狩猟採集民族が「短時間でも快眠」という秘訣は、ここにあるのかもしない。
(文=編集部)

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