連載 薬は飲まないにこしたことはない 最終回

副作用のリスクが伴う薬を、それでもあなたは飲み続けるのか?

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ウォーキングで30年近い薬漬けの生活に終止符!

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 これまでの連載で、処方薬やワクチン、市販薬などにより、重大な副作用が起こる可能性があることを述べてきた。また、薬は病気を治すものではなく、症状を抑えるだけのものだということにも言及してきた。

 私が白衣を脱ぎ、「安易に薬に頼ったり常用したりするのはやめよう」「薬は必ず手放せる」と人々に伝え、 "薬を使わない薬剤師"として活動するようになったのは、自分自身の経験からである。

 以前から私は、薬剤師として働きながらも、リスクを伴うことのある薬の限界を実感していた。そして薬局で接する生活習慣病の患者さんに「薬漬けから脱却してもらいたい」という強い気持ちを持っていた。厚生労働省は生活習慣病の対策のひとつとして運動を挙げているが、なかでもウォーキングを推奨している。そのため、正しいウォーキング方法を伝えたいと考え、当時人気のあったデューク更家氏に弟子入りした。

 一方、その頃の私は、頚椎のずれによる肩こりと頭痛に長年悩まされており、一時期は頭痛薬だけでなく、ビタミン剤、胃腸薬、筋弛緩剤など1日17錠も服用するなど薬に依存していた。矛盾しているが、人には「薬の常用はよくない」と言いつつ、自分は例外だと考えていたのだ。

 ところが、ウォーキングを続けるうちに身体が変わり、こりや痛みが出なくなっていった。頚椎のずれが治ったとは思わないが、正しい歩き方により痛みが取れ、30年近い薬漬けの生活に終止符を打つことができたのだ。この経験から私は自信を持って、人々に「薬は手放せる」と伝えられるようになった。

「薬を飲まなければ」という暗示を排除する

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