ブーツの季節の足のニオイ対策は?(depositphotos.com)
ブーツを履いて、街角を颯爽と闊歩する女性たち。小寒い冬ならではの風物詩。飲み会でブーツや靴を脱いで座敷に上がる機会も増える……と、足の臭いが気になる季節でもある。
<スメハラ>が認知されてきた昨今、汗をかく夏場は臭い対策を心がけている人も多い。だが、意外と気になるのは、冬場の臭い。当サイトでもこれまで、冬場の臭いやブーツを履いた足の臭いに関して紹介してきた。
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ところで、なぜ足は臭うのだろうか?
足のニオイの3大元凶<角質、雑菌、汗のムレ!
まず、足の角質は厚いため、大量の垢に変化しやすい。足の皮膚に棲む大量の雑菌(常在菌)が垢を分解すると、イソ吉草酸(きっそうさん)などの脂肪酸を生成するので、あの「すえたニオイ」が発生する。
また、足は体の中で最も汗腺が密集しているが、足に靴下やストッキングを重ね、さらに靴やブーツを履くと、足は高温多湿の「ムレ状態」となるため、雑菌がますます繁殖し、足のニオイの原因になる。
つまり、足のニオイの3大原因は、角質、雑菌、汗のムレだ。特に冬でも足の裏に汗をかきやすい多汗症の人や、人前で汗をかく精神性の発汗に悩む人も少なくない。足のニオイは、実に悩ましい。