米、陰毛処理で4分の1以上が、切り傷、熱傷、発疹などを経験、やはり日本では<恥毛>?

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陰毛処理と性交回数との相関関係はある!?

 しかし、日本と欧米では「陰毛事情」が大きく異なる。

 アメリカ人女性の実に6割以上が「陰毛全体」を除毛している統計結果が、カリフォルニア大学のTami S. Rowen氏らの論文で明らかにされた。

 一方日本でも最近では近年は、欧米で人気の「VIO脱毛」が日本人女性にじわじわと浸透しているとか。正面から見える範囲(Vライン)、開脚しないと見えない性器周辺(Iライン)、肛門周り(Oライン)のアンダーヘアー処理に日々勤しむ大和撫子が、ひとりふたりと増えているらしい。

 しかし、一昨年6月に『マイナビウーマン』が行なった「VIO脱毛って興味がありますか?」というウエブ調査でも、「ある」の回答が48.1%を占めた。しかし、現実的に「(VIOを)どのように処理していますか?」と問われての首位回答は、やはり「何もしない(45.7%)」だった。これほど陰毛に関する意識は大きく違う。
『アンダーヘア事情に変化!~米国女性の6割超が「陰毛」を“全処理”するセクシャルな理由とは?』

 陰毛処理の文化的な違いは明確にはわからないが、性行為のため、特にオーラルセックスに関連するという理由もあがっている。

 そこで思い出されるのが日本のセックス回数の極端な少なさだ。世界的な規模で行われた性意識・実態調査「デュレックス グローバル セックス サーベイ」では確か、年間の平均回数では、第1位ギリシャ(164回)、2位ブラジル(145回)3位ロシア(143回)、以下、上位には中国やイタリアなどが入ってくる。日本はというと、世界的に見て最低レベルで年間48回だった。

 房事(セックス)は、極私的プライバシーなので、個人の領分だが、今の日本は、社会的背景を含め、性交に対する頻度や関心が低くなっているのは間違いないのではないか。

 陰毛処理に対する今回のような研究は、日本ではありえなさそうである。
(文=編集部)

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