こんな体型が気胸になりやすい
そこで貴族探偵よろしく原因不明疾患の謎を、専門家筋の「見立て」から要約してみると――胸郭や肺には成長速度の差があり、その差から過剰な圧が肺にかかるのでは、とする説。
あるいは胸郭が縦方向に成長する際、背が高く痩せ型男性の場合は肺上部の先端部に強い(内外差のある)空気圧がかかるのでは、と見る意見もあるようだ。
相葉さんの例を見ると、最初の発症の際に「再発しやすい病気」と医者から告げられたとおり、9年後の2011月6月、今度は「左肺気胸」と診断されて、緊急入院を余儀なくされた。
復帰当時の関連記事には、自炊を心掛けて発酵食品など「健康に気をつけて食べるようにしている」と語っている。
しかし、2年前(2015年4月開始)の相葉さん主演・月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』の関係者コメントには、「一時は禁煙していましたが、現在は軽めのメンソール系を復活させているようです」との心配談も…。
社運かけた大役にプレッシャーが
2年後の現在、彼の喫煙の有無は不明。だが、同記事では専門の呼吸器内科医が「喫煙=再発ではない」と前置きしつつも、気胸になりやすい体型の相葉さんに、「バランスのとれた食事と活動に見合った休息の確保です」と助言を寄せている。
それが2年前の話と思えば、ヤキモキするファンも少なくないだろう。くりかえすが、現在34歳の彼は、発症率85%を占める「40歳以下の男性」真っ盛りの身である。
このところ最低記録を塗り替え続ける「月9」。さらに、フジテレビが社運をかけた30周年記念作品ということで、何としてもコケられない――このプレッシャーが、再発リスクを高めないともかぎらない。相葉さん、くれぐれもご自愛され、『貴族探偵』でさらなるご活躍を。
(文=編集部)