離婚した父親が「わが子に会えない」という社会問題〜筆者が語る<漂流する父親たち>

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 本サイトの執筆者の一人で、フリーライターの西牟田靖です。私はこれまで、本サイトのような医療コラムのほか、日本の国境や旧植民地を回った歴史ルポなどを手がけてきました。

 そして今回、さらにガラリとテーマを変えて、親権の問題や男性差別をテーマにした書籍を出版しましたので紹介させてください。

 それが1月に出版した『わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち』(PHP研究所)です。この本は、妻との別れを機会にわが子と会えなくなってしまった父親たち18人のインタビュー集。彼らには、わが子に会えなくなってしまった経緯のほか、これまで送ってきた人生について聞かせてもらいました。

テーマのきっかけは自分自身の別離

 このようなテーマを手がけるきっかけとなったのは、私自身の別離でした。ずっと家族として一生一緒に暮らしていくつもりだったので、「別れ」は私にとって青天のへきれきでした。突然ひとりぼっちとなってしまい、精神的なショックから体重を10キロ以上減らしました。

 そして、立ち直りのきっかけを模索する中で出かけたのが、同じ境遇にある当事者のみなさんとの交流会でした。妻が子どもを連れて家を出て行ったり、夫が家を追い出されたり……。それぞれの経緯を語り合うことで、精神の安定を取り戻していったのです。

 交流会で気が付いたことは、皆さん、私など比べものにならないぐらい大変で、悲惨な目に遭っているということでした。子どもに会えなくなる状態については私も経験しています。

 しかし、その後、調停や審判、裁判という形で争ってはいません。司法の場で争った方のお話しを聞くにつけ、そうした争いをしなくてよかったと思う一方、「司法が不幸を助長」する傾向にあることに気がつきました。

除菌で虫歯と歯周病を予防する「3DS」~薬を塗ったマウスピースを5分間はめるだけ
インタビュー 口腔内を除菌して全身疾患を予防する「3DS除菌」② 鶴見大学歯学部・探索歯科講座 花田信弘教授/山田秀則助教

第1回:口腔内の雑菌は100億個以上~<除菌治療>が歯周病と生活習慣病を防ぐ!
虫歯や歯周病の原因菌が、生活習慣病を引き起こす発症リスクになることがわかっているため、今後は虫歯や歯周病を直接治療するだけに留まらず、「予防歯科」の必要性が近年ますます高まってくる。鶴見大学歯学部付属病院では、3DSという治療法を用いて、歯科治療のみならず、全身疾患の予防を目的に画期的な専門外科を開設している。

理学療法士。日本で理学療法士として勤務した後、豪…

三木貴弘

滋賀医科大学社会医学講座(法医学)教授、厚生労働…

一杉正仁

近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

西郷和真