「脳出血」から回復の女優・河合美智子さんが「恋ダンス」でリハビリ!

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「オーロラ輝子」の名で紅白にも出場した河合美智子が脳出血に(写真は事務所HPより)

 「イメージでは『頭痛~い……』って言って倒れる感じなんですけど、そうじゃなくて、痛みはないけれども脚が固まって――メデゥーサに遭って、右脚から石化していく感じなんですね」

 自身が脳出血に急襲された時の感触を、ある種、詩的に、しかも生々しく、簡潔な表現で説明したのは女優の河合美智子さん(48)。順調な回復ぶりを自ら伝える1月17日の会見では、その前置きにこうも語っていた。

 「よくわからないまま動かなくなる感じ。なんとなく眠いという感じはあったけれども、記憶はしっかりしている」

 彼女の言い回しから、静かに襲ってきた麻痺の進行ぶりがよくわかる。

 映画のリハーサルに参加していた河合さんが、都内のスタジオで倒れ、緊急搬送されたのは昨年8月13日のこと。床に座り、他の出演陣の演技を見ていた際、急に脚が動かなくなり、「立ち上がろうとしても力が入らなくて……」、周囲の助けを借り、なんとか椅子に移動した。

 「脚が痺れたかな(笑)」と苦笑する本人を一瞥し、異変を危惧したのが、かつて同じような症状で身内が搬送された経験を持つ映画のプロデューサーだ。機転をきかせて119番すると、案の定、当初は「大丈夫、一人で帰れますよ」と応じていた河合さんの容態が急変。

 次第に「右手が固まり」、救急隊員が到着した際は「(ろれつが回らず)喋れなくなっていた」と本人も述懐する。座り始めてから、わずか30~40分間という緊急事態だった。

「恋ダンス」まで組み入れたユニークなリハビリ

 「それでも発見が早く、大事に至らなかったのは本当にラッキーでした。(診断は脳出血で)血腫量は30cc、出血は薬で抑えましたが、あと1ccでも多く出血していたら、開頭手術が必要だったそうです。そうなると役者は続けられなかったかもしれません」

 「なるほど、そうですか」とは、脳出血と診断された際の河合さんの正直な反応。生来、楽天的な性格の持ち主らしいが、それがリハビリ生活にも奏功した。当初は「右に丸太がついているみたいで、動かない状態」だったが、ICUを出た直後からリハビリに励んだ。

 「最初こそ『動かないのに私、何をやってるんだ』と思ったけれども、いまはありがたい気持ち。(取り組みは)少しでも早いほうが良かったらしいです」

 集中医療期間のおよそ1カ月半を都内の病院で過ごし、その後、原宿のリハビリ病院に転院した河合さん。担当の理学療法士が組んだリハビリメニューがなかなかユニークな内容で、卓球はまだしも、時流を反映させたのか、昨年の星野源さん(35)の大ヒット曲「恋」から派生ブレイクした、あの「恋ダンス」まで組み入れたもの。

 これがリハビリ特有の義務感を払拭し、河合さんの明るい性格とも合致したようだ。

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