新しい夫婦のカタチを描いたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(写真は公式YouTubeより)
回を追うごとに好視聴率を更新している火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)、通称『逃げ恥』。
新垣結衣と星野源が織りなす<契約結婚>を軸に、就活・非正規雇用・派遣切りというシビアなテーマを交えつつも、主役二人のキュートさに萌えるラブコメディと支持されている。
第4話ではみくり(新垣結衣)と津崎(星野源)の契約結婚が同僚(大谷亮平)にバレて、「週一でみくりをシェアする」という展開から、第5話ではギクシャクした関係を解決するために、みくりが「恋人同士になろう」と提案。さらに「恋人のおいしいところだけがほしい」と<ハグの日>を制定することに――。
第6話(11月15日OA)では、みくりの前に元カレ(?)が現われ……。今後の二人はどうやって「夫婦」を超えてゆくのか!?
20代男性の結婚願望率は39%、20代女性も59%まで減少
一方、現実の非正規(社員)大国ニッポンでは「結婚願望」が年々低下中だ。
今年3月に明治安田生活福祉研究所が、全国の男女3595人(20~49歳)を対象に「恋愛と結婚」に関する調査を行なった。
その結果、3年前の20代男性の結婚願望率67%が、今回は39%まで減り、同じく20代女性も82%がわずか3年間で59%まで減少していた。
恋人がいる20代は男性が5人に1人、女性が3人に1人。20代未婚男性の2人に1人は「交際経験なし」との実態が浮き彫りにされ、それこそ逃げるもいいけど寂しくはないのか!? 思わず、そう問いかけたくなるような、今日の若者像だ。