花粉症でアイメイクの崩れが気になる!(depositphotos.com)
いよいよ花粉シーズンの幕開けである。通勤電車内でも、マスクをしている人を多く見かけるようになった。
この時期に悩まされる「スギ花粉症」にかかっている人は、およそ3000万人と言われる。なんと日本人の4人に1人は罹患しているということで、国民病と言われる所以だ。
日本気象協会の今年のスギ花粉ピーク予測は、福岡=2月下旬から3月上旬、高松・広島・大阪・名古屋・東京=3月上旬から3月中旬、金沢・仙台=3月中旬から3月下旬とのこと。
今春のスギ・ヒノキの花粉の飛散数(1平方センチ当たりの花粉数)は、近畿で前年比の2.9倍、九州で2.7倍など西日本を中心に非常に多くなる見込みだ。昨年の夏は気温が高く、日照時間も多かったため、スギやヒノキの花芽が多く形成されたという。
一方、関東甲信は前年比3割減、東北は半分と予想されており、花粉症の人にとっては朗報だ。
この時期、花粉症の女性を悩ます「残念目元」
くしゃみや鼻水、鼻づまり、そして目のかゆみなどが花粉症のおもな症状だ。さらに目の症状として、充血する、涙が出る、まぶたが腫れぼったくなる、目がゴロゴロする、目やにが出る、まぶしいなども。
こんな症状が続くとしたら「花粉症の女性はこの時期メイクどころじゃなくなるのだろう」と同情申し上げるが、このほど参天製薬株式会社が「花粉症とメイク」に関する意識・実態調査を行った。
20〜40代の働く花粉症の女性500人に対し「花粉シーズンはメイクが崩れやすくなると思いますか?」という質問に、「そう思う」と答えた女性は86%。さらに「最もメイクが崩れやすくなるポイント」として、「アイメイク」と答えた女性が63%。ベースメイクの34%、リップメイクの3%と比較すると、花粉症にようるアイメイクのダメージはダントツといえる。
実際に「目元のメイクが崩れて残念な状態になった経験がありますか?」の質問には、58%が「ある」と回答した。
その内容として、「涙が止まらずアイシャドウがにじんでパンダ目に」「涙でアイラインが消えてなくなる」「かゆくて目の周りを触ってしまうとマスカラが取れて汚くなる」「目が充血するとアイメイク自体が映えない」など。
せっかくのアイメイクが台無しの
リップメイクや鼻周囲のベースメイクはマスクで隠すことができても、アイメイクはごまかしがきかない。このシーズンをノーメイクで過ごすのか、それとも何かいい方法があるのだろうか?