香取慎吾さんの木村拓哉さんへの「敬愛」が「憎悪」に! SMAP解散で<アンビバレンス>な心理

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香取さんの木村さんに向けられた敬愛が憎悪に…

 国民的アイドルグループ「SMAP」の解散は日本中に衝撃を与えた。そして、週刊誌をはじめとする各メディアは、5人のメンバーの間で何が起こったのか、取材や分析を一斉に行なっている。

 なかでも、最も強硬に解散を主張したという香取慎吾さんに注目が集まっている。

 特に取りざたされているのが、木村拓哉さんとの関係だ。もともとメンバー最年少の香取さんは、4歳年上の木村さんのことを兄のように慕っていたという。それを象徴するのが、香取さんが使い続けてきたハーレーダビッドソンの革財布だ。

 SMAP結成当初11歳の小学生だった彼は、小銭をそのままズボンのポケットに入れていた。それを見かねた木村さんが「財布くらい持てよ」とプレゼントしてくれたのがその財布だった。以来25年間、ボロボロになっても修理を繰り返しその財布を使い続けてきたが、ついにその財布を使わなくなったというのだ。

 長年の敬愛から一転、いまや香取さんは公開収録でも木村さんと目を合わせなくなり、「憎しみすら抱くようになっているのでは」という見方もある。その原因は、香取さんが母親のように慕っていた飯島三智マネージャーを、木村さんが<裏切った>ことにあると、各メディアは報じている。

「アンビバレンス」という複雑な心理

 実は特定の人物に対する「愛」が一転して「憎悪」に変わることは、珍しいことではない。さらに言えば、そういった場合、長年の愛の中に、すでに憎悪の種が内包されていたと考えるほうが自然だ。

 この二律背反の状態を、心理学的には「アンビバレンス」という。

 アンビバレンスは、同一の対象に対して、愛情と憎悪のような相反する感情が同時に存在することを表している。この概念は、もともとは精神医学者のブロイラーによって提唱され、のちにフロイトによって精神分析に使われるようになった。

 それによると、人間の葛藤の多くには、このアンビバレンスが関わっており、その葛藤に対する防衛反応が神経症などの病気として表れることもあるという。

 精神分析学者の岸田秀氏によれば、「かわいさ余って憎さ百倍」ということわざがあるように、人はある人を愛していると同時に憎んでいることが往々にしてあるという。

 また、岸田氏は、アンビバレンスのそもそも根源は、人間にとって親が自分を「愛してくれる人」であると同時に、自分の「可能性を閉ざす存在」でもあることだと分析している。

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