SMAPのメンバーたちが「医療ドラマ」で演じた魅力あるキャラで医療や健康が身近になった!

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医療の世界への案内役としての功績外大きいSMAP

 SMAP解散発表直後、メンバー5人が顔を揃えて収録したフジテレビ系「SMAP×SMAP」が8月29日、オンエアされた。「ビストロSMAP」のゲストはSMAPの大ファンであるというリオ五輪柔道男子90キロ級金メダリストのベイカー茉秋だった。

“ベイカー・クイズ”では「初めて買ったCDは?」という質問に、ベイカー自身が「男性アーティスト」、中居正広が「けっこう今、タイムリーですよね。タイムリー」とそれぞれヒントを出した。これに木村拓哉が「SMAP」と即答して正解。「何の曲でしょうか?」という質問には、香取慎吾がすぐに「世界に一つだけの花」と正解した。

 こうした微妙ニュアンスを含む進行さえも端端と進められあたりが、それぞれのメンバーの割り切り具合を象徴しているかのようにも感じられる。

不治の病に冒された医師を好演した中居さん

 八面六臂なマルチな活動をこなしてきたグループであることはいまさらながらだが、病気、健康、そしてバリアフリーなど、SMAPをナビゲーターとして知ることができたファンもいるのではないか。

今回は〝HEALTHPRESS的SMAPクロニクル〟に挑戦する。

 まず、リーダー中居正広さん。
 中居さんは、「最後の恋」(1997年7月11日から9月19日まで)で医大生を、「輝く季節の中で」(1995年4月20日から6月29日まで)で研修医を、そして「白い影」(2001年1月14日から3月18日まで)では外科医の役を演じている。
 
 中でも、「白い影」の評価は高く、中居さんの出世作と呼ばれ、このドラマでファンになった人も少なくない。「白い影」の主人公、直江庸介は多発性骨髄腫という血液のがんに侵された優秀な外科医。

 現在では、多発性骨髄腫は症状をコントロールすることが可能となり、完治は難しいとはいえ治療後の生存率も年々上がっている。だが、原作が書かれた1970年代には死に直結するような病だった。
 
 医師が不治の病であったがんにかかるという難しい役どころを見事に演じ、最初はキャスティングに難色を示した原作者の渡辺淳一もドラマの放送を観た後、失礼なこと言ったと反省したと述べている。
 
 他にも、「ATARU」(2012年4月15日から6月24日まで)でサヴァン症候群の青年の役を演じたり、「ザ!世界仰天ニュース」では珍しい病気や障がいなどを紹介し理解を深めている。医療の世界へのナビゲーターとしての功績は大きい。

  一方、現在売り切れ続出の「世界に一つだけの花」を主題歌としたドラマ、「僕の生きる道」(2003年1月7日から3月18日まで)の主演は草彅剛さん。ドラマの中でスキルス性胃がんのため、余命1年を宣告された教師を演じ、生きていくことの本当の意味を問いかけている。
 
「愛と死をみつめて」(2006年3月18日と3月19日)の中で軟骨肉腫にかかった恋人を支え続ける役、「僕の歩く道」(2006年10月10日から12月19日まで)ではサヴァン症候群の傾向のある自閉症の男性の役、「僕と妻の1778の物語」(2011年1月15日公開)では大腸がんに冒された妻を笑わせて免疫力を高めさせるために、小説を書き続ける役などに挑戦してきた。2012年には、「37歳で医者になった僕~研修医純情物語~」(4月10日から6月19日まで)で初の医師役を演じている。
 
 派手な手術のシーンや医療行為などがほとんど登場しないドラマであったが、医は仁術という言葉どおりに、患者や周囲の人々とのコミュニケーションや心を大事にするひとつの理想の医師の姿を見せてくれた。
 
 演出家や脚本家、同じ俳優陣からの演技の評価も高く、役作りのために体重や筋肉量をコントロールし体を変えることも知られている。

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