高畑裕太容疑者は「セックス依存症」か? 「レイプ犯」の心理は自己中心的でありながら従順!?

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レイプ犯は自己中心的でありながら従順

 強姦加害者の心理については、『性依存症のリアル』(金剛出版)という本で、精神保健福祉士の斉藤章佳が次のように書いている。

 〈「支配欲」と「認知の歪み」は強姦加害者の二大特徴である。彼らはきわめて自己中心的でありながら周囲に合わせる従順さを持ち合わせている。それが証拠に、彼らは刑務所ではいわゆる優等生といわれ真面目に刑期を過ごす〉

 〈そしてある者は出所して再び同様の犯行に及ぶ。中には、刑務所にいる間から「出所したら強姦しよう」と心に決めて本当に対象行為に及んだ事件もある〉

 〈強姦加害者の「心の闇」は深い。それは性的欲求だけでは説明できず、男性の支配欲、優越感、孤独、スリルやリスク、その他さまざまな心理的要因が複雑に絡み合っている〉

 斉藤によると、強姦加害者は「女性は強姦被害にあったことを知られたくないだろう」とその心理を犯行の隠蔽に利用しようとするだけでなく、「むしろ相手は喜んでいるだろう」などと考えるとんでもない認知の歪みを持っていることもあるという。

 彼らに被害者の痛みを分からせるにはどうしたらいいのだろうか。性犯罪の加害者は、再犯する確率が高い。再び被害にあう人がでないように、高畑容疑者の場合にも、厳しい処分が下されるべきだろう。
(文=里中高志)

里中高志(さとなか・たかし)

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。大正大学大学院宗教学専攻修了。精神保健福祉ジャーナリストとして『サイゾー』『新潮45』などで執筆。メンタルヘルスと宗教を得意分野とする。著書に精神障害者の就労の現状をルポした『精神障害者枠で働く』(中央法規出版)がある。

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