ホルモンの極端な変化から生まれる産後うつ 前向きな子育てができるために不可欠なケアをどうする?

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一人で頑張りすぎないことが大切

 出産年齢は年々上昇傾向にあり、こつこつとキャリアを積み上げてから、30代後半で出産する女性も珍しくなくなった。そうした女性は、子育てに関しても、人に頼らず頑張りすぎてしまったり、目標を設定してそれが達成できないと自分を責めてしまう傾向があるという。そして「うつ」になってしまったら、「気力がなくなる」という症状ゆえに、治療に向かうことも難しくなる。

そうなる前に、SOSを発信すること、ひとりで頑張り過ぎず、周囲のサポートをうまく得ていくことが、親としての真の自立につながっていくのだと、市川氏は力を込めた。

 産後ケアは日本の医療体制の狭間にある。一般的な産科医療では、無事出産してしまえば赤ちゃんの定期的な検診があるだけで母親に対する精神科的なケアを視野に入れることは少ない。精神科医療ではこうした産後うつの問題に積極的には関わっていくための体制がまだ見えていない。

 産後うつや妊産婦の自殺が大幅に増えていることを、これまで本サイトでも紹介してきた。
『出生率アップの裏で「心の病」に苦しむ妊産婦が4万人〜東京23区で10年間に自殺63人!』
『なぜ「産後うつ病」や「産後クライシス」が急増したのか?  妊産婦の7〜8人に1人がマタニティブルーに』

 核家族化、少子化、高齢出産の増加、格差の拡大などなど、、、出産をめぐる社会環境の整備はまだまだ遅れている。まずは母親を理解し支える夫や家族、そして地域、国へと理解と協力の輪が広がらなければならない。
(文=編集部)

難治性むちうち症からなぜ多くの不定愁訴がおきてしまうのか?
難治性のむちうち症を改善 後編 東京脳神経センター 整形外科・脊椎外科部長 川口浩医師

前編『画像診断できない難治性のむちうち症を独自の治療法で改善』

原因不明で治療法がなく多くの患者さんが回復をあきらめていた難治性のむちうち症。東京脳神経センターで進む独自の治療で、めまい、動機、吐き気などの全身症状やうつ症状などの不定愁訴が大幅に改善しているという。その具体的な成果についてお話を伺った。

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