英国で記憶力の低下を防ぐココア「MemoMax」が発売〜カカオ豆の「フラバノール」がいい仕事!

この記事のキーワード : 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
7330-2.jpg

ココアが記憶力の低下に効く!?(shutterstock.com)

 記憶力低下を大きく改善するというココアがイギリスで発売された。その名も「メモマックス(MemoMax)」。

 このココア飲料は、記憶力を最高30年も若返らせる効果が期待できるという。価格は1杯1ポンド(日本円で155円程度)。記憶力の低下に悩む中高年層のほか、勉強したい学生達の需要も見込まれる。

ココアに含まれる「フラバノール」は脳に効く!?

 記憶力の改善に貢献していると思われるのは、このココアに含まれる「フラバノール」という物質だ。カカオに多く含まれる天然のポリフェノールで、強い抗酸化作用を有し、さまざまな健康効果があることが報告されており、記憶力の改善作用についての研究結果もある。

 たとえば、イタリアの研究グループが、軽度認知障害を有する高齢者90人を3つの群に分け、それぞれにフラバノールの含有量(多い: 990mg、普通:520mg、少ない:45mg)が異なるココアを飲んでもらった。

 8週間後に認知機能等を測定したところ、フラバノール含有量の「多い」および「普通」のココアを摂取した群では、認知機能の改善が認められたという(『Hypertension』誌2012年8月)。

 また、米国コロンビア大学の研究グループが行った研究では、50〜69歳の37人を2群に分け、それぞれにフラバノール含有量が900mgと10mgのココアを3カ月間継続して飲んでもらった。試験の前後に脳のMRI画像診断と記憶テストを行ったところ、900mg群は脳の機能と記憶力が改善していた。

 試験前は平均して一般的な60歳ほどの記憶力だったが、試験後には30〜40歳の水準に近くなっていたという。MRIによる画像診断でも機能改善が認められていた。フラバノールに脳への血流を増加させる作用があり、これによって記憶力が改善したのだと考えられている(『Nature Neuroscience』誌2014年10月)。

胃の不快感の多くは実は「機能性ディスペプシア」という病気
日本初の『胃弱外来』開設」後編:巣鴨駅前胃腸内科クリニック・神谷雄介院長

前編『大病院を転々した末にたどり着く「胃弱外来」 初診から約1カ月で8割の患者の症状が改善』

胃痛やもたれ、むかつきなどの症状があっても、検査の結果異常がないと診断され悩みを抱える患者さんが少なくない。こうした胃の悩みを抱える人たちのために開設したのが胃弱外来。患者さんの多くは新しく認知された『機能性ディスペプシア』や『胃食道逆流炎症』などの疾患だ。その具体的な治療法について話を伺った。

Doctors marche アンダカシー
Doctors marche

フィットネスアドバイザー。JT東京男子バレーボー…

村上勇

精神保健福祉士。フリージャーナリスト。1977年…

里中高志

医療法人社団 三喜会 理事長、鶴巻温泉病院院長。…

鈴木龍太