生田斗真さんが性同一性障害役を主演~学会初の認定医誕生で公的医療保険適用か?

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写真家のベッティナ・ランスによる美しきトランスジェンダーの世界

 しかし、世の中は広い。ところ変われば、性の多様性が、肯定的に、美しく、受け止められている。パリの「ヨーロッパ写真美術館」は、ヨーロッパ随一のコレクションを有し、注目度の高い企画展を常に展開する、現代写真の宝庫だ。

 ここで今年1月から3月27日まで、多くの人を惹きつける企画展が開催されている。写真家のベッティナ・ランス(Bettina Rheims)展だ。

http://www.mep-fr.org/evenement/bettina-rheims/

 彼女の作品群の中で、一際、観覧者を釘付けにする写真がある。『ジェンダー・スタディーズ』と名付けられたシリーズだ。本シリーズは2011年に制作されたもので、デザイナーとコラボして、さまざまな国のトランスジェンダーの人に、彼ら自身の魅力を引き立てる衣装を着てもらって、ポートレート撮影している。

 モデルとなった人々は、男性か女性かという前に、ありのままの一人の人間としてフィルターに収まり、それぞれに美しい。実際、生物学的性別(SEX)が男女どちらか、写真からはよくわからない人も多く、性差の固定概念が取り払われる新感覚を得られる。

 ベッティナ・ランス氏は、フランスに生まれ育ち、米国ニューヨークで多感な20代を過ごした後、パリに戻って写真の道を歩んだ女流アーティストで、アバンギャルドな作風が、世界的に評価されている。女性のポートレートを得意とし、かなり初期の段階からモデルやストリッパーのヌードを手がけ、数多くの有名人を撮影した。

 一方で、ある時期から、トランスジェンダーに惹かれ、混迷する現代の性をモチーフにした作品を多く発表するようになった。

 本質的な美を追求するアーティストが、かくも美しく表現する、ボーダーレスな性を内包する人々。もしかしたら、「性同一性障害」を認定するという、新たな枠組みそのものが、次なる固定概念を生むのかもしれない。
(文=編集部)

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近畿大学理工学部生命科学科ゲノム情報神経学准教授…

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